人工衛星の軌道 人工衛星の位置計算

人工衛星の軌道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/18 03:29 UTC 版)

人工衛星の位置計算

特定の観測地から人工衛星がどこ(普通は方位角と仰角で与える)に見えるかは低軌道衛星などでは特に重要な課題である。人工衛星の位置計算を行うためには、次の手順で考える。

(とりあえず概略のみ)

  1. 軌道面内の位置決定
    ある時刻の衛星の軌道面内の位置(円周または楕円周上の位置)を決定する。
  2. 地球中心の座標系における3次元位置を決定
    軌道面の赤道面からの傾きや、楕円の方向などから求める。
  3. 観測地の地表上の位置を決定
    観測地の緯度経度と時刻から3次元位置が定まる
  4. 衛星と観測地の相対関係を求める
  5. 両者の3次元的な相対関係を計算すると観測地からの衛星への方向ベクトルが計算できるので、方位・仰角が計算できる

関連項目




  1. ^ 宇宙情報センター. “軌道の種類”. 2016年1月13日閲覧。
  2. ^ NASA. “Ancillary Description Writer's Guide: Orbit”. 2013年5月11日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年1月13日閲覧。
  3. ^ James Oberg (1984年7月). “Pearl Harbor In Space”. Omni Magazine. pp. 42–44. 2008年3月6日閲覧。


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