マシンX パトランプの位置

マシンX

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/17 09:56 UTC 版)

パトランプの位置

マシンXのパトランプは助手席側の機械の上に設置されており、そのまま車内で点灯される。ただし日産ギャラリーで行われたお披露目式や登場初期のエピソードでは屋根の上に設置されており、一部のプラモデルやミニチュアカーではその姿形で商品化されているものもある。

夜間では車内でパトランプが点灯していると非常に眩しく、運転に支障をきたすために屋根に設置されたこともあるが(『PART-I』第45話)、夜間でも車内で点灯させていたこともある(『PART-I』第69話や『PART-III』第47話など)。

導入までの経緯

本車両は、石原プロがスポンサーである日産自動車に依頼して開発させた[2]。 当時の日産自動車はオーダーメイド車両の経験がなかったため、日産プリンス自動車販売の「特車課」に発注した[2]。 「特車課」の一員として、本車両の開発に携わった福田正健は、石原プロ側から「とにかく派手なことをやりたい」という注文があったと、くるまのニュースの山本シンヤとの対談の中で振り返っている[2]。 福田は、石原プロ側から具体的な指示がなかったため、シーンに合わせた装備や実現の手段を考えながら具体化していったと話していた[2]

多機能かつ高性能な車両であることを印象付けるために、画面映えには特にこだわる方針が取られた[2]。たとえば「最高速240㎞/h」という設定を表現するときは、インパネにスピードメーターとは別のメーターを用意したり、スピードメーターのギア比を倍にして100km/hの時に200km/hと表示させたうえで、タコメーターを連動させるなどの施策が取られた[2]

現存するマシンX

劇中設定上の台数は1台であるが、撮影用に製作された車両が複数あり、それぞれグレードが異なる。

『PART-II』以降のエンディング映像にて、ガゼールとサファリの後方にマシンXらしき車両が2台並んで走行しているのが確認できることを一例として(※画面左側を走行しているのがメイン車両で、ナンバーが97-35になっている。右側はおそらく予備車両の内の一台)、一説にはスタント用、撮影用など7台が制作され、『PART-III』における爆破シーンでは、状態の悪い同型車(ダッシュボードの形状等からC210前期型と推定)の外装をマシンX風に仕立てたダミーカーが使用されたと言われる。

実際の撮影用車輌については、番組終了後の1984年(昭和59年)11月29日広島市中区紙屋町サンモール屋上にて催行された『さよなら西部警察フェア』に出展されたが、その後公の場に現れることはなかったため、現存するか否か真相は不明とされてきた。

しかし2014(平成26年)5月、複数台用意されたマシンXのうち、日産自動車によって納入されたメイン車輌(グレードはターボGT-Eだが、途中からリアのエンブレムがGT-EXに変更された)が都内に現存していたことが明らかとなり、レストア中の姿が写真集(『西部警察LEGEND9』青志社)に掲載された。メイン車輌は、『PART-I』第70話付近より運転席側ドアのストライプが欠け、フロントガラスに車検ステッカーがないことが映像で確認されるが、こうした特徴も現車と一致する。レストアを手掛けた業者によると、撮影終了後20年以上石原プロモーションの倉庫にカバーをかけて保管されており、東日本大震災後の倉庫整理の際、かねて石原プロと親交のあった当該業者に委譲され、ファンの後押しもあってレストアの実現に至ったという。

その後『西部警察LEGEND10』では、一応は走行可能な状態までレストアが進んでおり、『西部警察LEGEND12』で「レストア完了」と報告された。一部の装備品は、当時撮影に使われていたものが撤去や盗難に遭い現存しないため、同型のものを新たに探し出して装着している。

2016年(平成28年)1月9日~1月11日には、東京都調布市で開催された「石原裕次郎展」に出展され、約30年ぶりに公の場に姿を見せた。その他、長野県岡谷市プリンス&スカイラインミュウジアムに展示された車輌をはじめとして、レプリカも多数制作されている。

2019年(令和元年)7月埼玉自動車大学校で開催されたオートジャンボリー2019にてメイン車輌が展示された際、レストア担当者より車検が通りナンバーを取得した事がトークショー内で語られている[信頼性要検証]




  1. ^ 電波発信機能はなく、後日摘発するための証拠として利用
  2. ^ a b c d e f 人気再燃の西部警察 「マシンX」に憧れた人多数 いま復活の名車達”. くるまのニュース (2020年8月26日). 2021年2月20日閲覧。


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