チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅
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駅舎正面 | |||
英名 | Chhatrapati Shivaji Terminus (formerly Victoria Terminus) | ||
仏名 | Gare Chhatrapati Shivaji (anciennement gare Victoria) | ||
面積 | 2.85 ha | ||
登録区分 | 文化遺産 | ||
登録基準 | (2), (4) | ||
登録年 | 2004年(ID945) | ||
公式サイト | 世界遺産センター | ||
使用方法・表示 |
歴史
インド最初の鉄道駅として1853年に開業したボリバンダー駅が手狭となり、南に位置をずらして新駅舎を建設することになった。建設工事は1878年に開始され、1887年に完成した。この年はヴィクトリア女王の即位50周年にあたり、ゴールデン・ジュビリーの祝典がインドでも行われ、新駅は「ヴィクトリア駅 (Victoria Terminus)」と命名された。駅舎にはグレート・インディアン・ペニンシュラ鉄道の本部が入居し、インド西岸の鉄道の起点となった。
1996年にシヴ・セーナーの強い要望と、またインドにおける改名論議の一環として、「チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス (Chhatrapati Shivaji Terminus)」と改名。17世紀のマラーター王国の王チャトラパティ・シヴァージー (Chhatrapati Shivaji) にちなんでいる。2008年のムンバイ同時多発テロで襲撃地の一つとなった。
建築
駅舎は建築家のフレデリック・ウィリアム・スティーヴンスによって設計され、ヴェネツィア・ゴシック建築様式で、壮麗で豪奢な建築物である[1]。他の特徴としては、ヴィクトリア朝のゴシック・リヴァイヴァル建築とインドの伝統的建築の要素が組み込まれている。ロンドンのセント・パンクラス駅の影響も見られる。装飾性が高く、建設には10年近い年月を費やした。
設備
プラットフォームは合計18あり、1~7が近郊列車用で、セントラルラインとハーバーラインが乗り入れている。プラットフォーム8~18は長距離列車用に使われている。 将来的には、現在建設中のムンバイ・メトロ3号線と乗り換えが可能になる予定である。
登録基準
この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。
- (2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
- (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
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1887年 完成間もない頃
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1930年代の駅前の様子
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尖塔の拡大
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エントランス
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階段
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尖塔の内部
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切符売り場
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切符売り場の天井
脚注
- ^ “インド西部の世界遺産を全制覇!ムンバイ直行便で行く壮麗スポット9”. ANA (2017年6月29日). 2018年5月20日閲覧。
外部リンク
- ユネスコ公式ウェブサイト 世界遺産:CST駅
- ムンバイCST駅
- ユネスコ世界遺産(インド)チャトラパティ・シヴァージー駅舎 - ウェイバックマシン(2008年12月27日アーカイブ分)
- チャトラパティ・シヴァージー駅とその周辺 IndiaVideo.org
- 1 チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅とは
- 2 チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅の概要
固有名詞の分類
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