ソラシドエア 沿革

ソラシドエア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/15 23:07 UTC 版)

沿革

  • 1997年平成9年)7月3日 - パンアジア航空株式会社として福岡市で設立。
  • 1999年(平成11年)8月 - スカイネットアジア航空株式会社商号変更。
  • 2000年(平成12年)9月 - 本社を宮崎市に移転。
  • 2002年(平成14年)
    • 5月 - 福岡 - 宮崎線3往復分の枠を、東京/羽田 - 宮崎線へ割り当て(3往復→6往復)、福岡線開設見送り。[要出典]
    • 5月21日 - 航空運送事業の許可を受ける。[11]
    • 7月31日 - 運航規定および整備規定の認可を受ける。[11]
    • 8月1日 - 東京/羽田 - 宮崎線就航。
  • 2003年(平成15年)
    • 6月 - 女子マラソン選手、高橋尚子とスポンサー契約(2005年5月契約満了)。
    • 8月1日 - 東京/羽田 - 熊本線就航。
  • 2004年(平成16年)6月25日 - 宮崎銀行らと連名で、産業再生機構に支援を申請、同日支援が決定。
  • 2005年(平成17年)8月1日 - 東京/羽田 - 長崎線就航(前年12月に発表)。
  • 2006年(平成18年)4月1日 - ANAとのコードシェア運航開始。同時に羽田空港での使用旅客ターミナルを第2旅客ターミナルに移転。
  • 2007年(平成19年)
    • 4月1日 - ADOとの相互連帯運送乗り継ぎサービスを開始[12]
    • 9月1日 - 東京/羽田 - 鹿児島線就航(3月に発表、初の鹿児島発着路線)。
  • 2009年(平成21年)
    • 2月1日 - 那覇 - 長崎線、那覇 - 鹿児島線就航(前年11月に発表)。
    • 11月1日 - 那覇 - 熊本線、那覇 - 宮崎線就航(7月に発表)。
    • 11月26日 - 連結子会社だったスカイネットツアーズ株式会社を清算。
  • 2010年(平成22年)
  • 2011年(平成23年)
    • 3月31日 - ボーイング737-800型新造機を以後の2年間で6機導入しつつ、フリートの更新を進めることを柱とする2011 - 2012年度中期事業計画発表[14]
    • 5月30日 - 宮崎空港ビルの一部増床に伴い本社機能を同ビル2Fに移転、運用開始。
    • 7月1日 - 新ブランド「ソラシド エアSolaseed Air)」を導入[15]
    • 7月15日 - 会社初の新造機、JA801Xが就航[16]
  • 2012年(平成24年)
    • 2月18日 - 新機材導入に伴って確保された予備機を活用し、チャーター便を宮崎 - 仙台間で初運航(使用機材はJA737F)[17]
    • 5月21日 - 同日の金環日食に合わせて企画されたサッポロビール主催「『サッポロ 麦とホップ「空からの日食体験が当たる!』キャンペーン」に資する羽田発着の専用チャーター便を新造機で運航[18]
    • 8月1日 - 就航10周年記念事業として機体活用プロジェクト「空恋 〜空で街と恋をする〜」[19]に着手[20]。地域振興を目的に、就航地周辺自治体と共同で各種PRを展開するもので、1機、1自治体、1年間を基本スケジュールとする。
    • 10月18日 - 空恋プロジェクト第1号機となる宮崎県綾町「綾ユネスコ エコパーク号」ラッピング機が初フライト。使用機材はJA804Xで、ソラシド塗装移行後初の特別塗装機となった、あわせて綾町旅行招待キャンペーン等を展開[21]
  • 2013年(平成25年)
    • 6月1日 - 神戸 - 那覇線 就航[22]
    • 7月26日 - 日本政策投資銀行と九州地銀5行がシンジケート・ローンを組成、スカイネットアジア航空が新設した特定目的会社「株式会社マンゴーファイナンス」に対する34億円の融資を実行。初の航空機自社保有のための資金調達(詳細後述)。
    • 7月31日 - フリートに残存していた唯一の旧塗装機JA737Fがリース期限を迎えてラストフライト、退役。
  • 2014年(平成26年)
    • 9月29日 - SNAとして最後の737-400型機となったJA392Kがこの日の熊本発羽田行22便にてラストフライト。同月24日にラストフライトを終え、この日は同便のスタンバイ機となっていたJA737Bとともに退役。
  • 2015年(平成27年)
  • 2017年(平成29年)12月1日 - 機内オンデマンドコンテンツ「ソラタイム」サービス開始[26]
  • 2018年(平成30年)10月28日 - 名古屋/中部 - 鹿児島線 就航[27]
  • 2020年令和2年)3月29日 - 那覇 - 福岡線、名古屋/中部 - 宮崎線 就航[28]
  • 2021年(令和3年)3月28日 - 東京/羽田 - 沖縄/那覇線 就航。
  • 2022年(令和4年)
  • 2023年(令和5年)3月2日 - 初の全面塗装特別機「ナッシージェット宮崎」が初飛行。

注釈

  1. ^ 「LQ」をコードとして使用していた時期もある。
  2. ^ 過去には日本トランスオーシャン航空(ボーイング737-200/-400)、エアーニッポン(ボーイング737-500)、日本エアシステムエアバスA300)でこの手法が使われている。
  3. ^ 機体には、いちき串木野市の観光スポット「薩摩藩英国留学生記念館」や、いちき串木野市と明治維新150周年をPRするため、市内の高校生から募集して選ばれたロゴマークが施されていた。
  4. ^ 整備や機材繰りの都合などから、特別塗装機となった5月末から先立って運航が始まっていた。

出典

  1. ^ 組織図 - 株式会社ソラシドエア
  2. ^ a b c d e f g h i j 株式会社ソラシドエア『第24期(2020年4月1日 - 2021年3月31日)有価証券報告書』(レポート)2021年6月29日。 
  3. ^ 株式会社ソラシドエア 定款 第1章第1条
  4. ^ 「Flight Liner」
  5. ^ 有価証券報告書第10期 2007年6月29日提出
  6. ^ 「羽田発着枠確保できれば最大7機材増強=スカイマーク」 ロイター、2009年12月25日
  7. ^ 第三者割当による優先株式の発行と 資本金及び資本準備金の額の減少について
  8. ^ 【共同リリース】 株式会社AIRDOと株式会社ソラシドエアによる 共同持株会社設立に関する「基本合意書」の締結について
  9. ^ AIRDO・ソラシド 「リージョナルプラスウイングス」に”. 日本経済新聞 (2022年5月30日). 2022年5月31日閲覧。
  10. ^ AIRDOとソラシド、路線維持 10月統合、経営基盤を強化”. 共同通信 (2022年5月30日). 2022年5月31日閲覧。
  11. ^ a b スカイネットアジア航空株式会社の運航の開始について
  12. ^ 2007年4月1日よりSNA・ADO間の乗り継ぎが便利になります (PDF) - スカイネットアジア航空 プレスリリース 2007年3月26日
  13. ^ “九州・沖縄の翼”、大分へ -ネットワークがますます充実します- (PDF) - スカイネットアジア航空 プレスリリース 2010年4月28日
  14. ^ 2011〜2012年度 中期事業計画 (PDF) スカイネットアジア航空 プレスリリース 2011年3月31日
  15. ^ 新ブランドを導入“ Solaseed Air / ソラシド エア ” (PDF) - スカイネットアジア航空 プレスリリース 2011年5月12日
  16. ^ a b 新ブランド・Solaseed Air、スタート! (PDF) - スカイネットアジア航空 プレスリリース 2011年7月1日
  17. ^ ソラシドエア チャーター便、初就航! (PDF) - スカイネットアジア航空 プレスリリース 2012年2月17日
  18. ^ 金環日食フライトで笑顔と感動の種をお届けします (PDF) - スカイネットアジア航空 プレスリリース 2012年3月29日
  19. ^ ソラシドエア「空恋 〜空で街と恋をする〜」
  20. ^ 機体活用プロジェクト「空恋」 始動 (PDF) - スカイネットアジア航空 プレスリリース 2012年6月1日
  21. ^ 綾 ユネスコ・エコパーク号、いよいよ始動 (PDF) - スカイネットアジア航空 プレスリリース 2012年10月1日
  22. ^ スカイネットアジア航空 プレスリリース 2012年12月21日 (PDF)
  23. ^ スカイネットアジア航空 プレスリリース 2015年1月21日 (PDF)
  24. ^ スカイネットアジア航空 プレスリリース 2015年3月30日 (PDF)
  25. ^ スカイネットアジア航空 プレスリリース 「第18回定時株主総会及び役員体制について」 2015年6月23日 (PDF)
  26. ^ ソラシドエア、機内Wi-Fiで動画や雑誌が楽しめる無料機内エンタテイメント「ソラタイム」全機全路線で開始 - トラベルWatch 2017年11月30日
  27. ^ 新規路線 鹿児島から名古屋(中部)へ就航しました!”. ソラシドエア. 2020 4/20閲覧。
  28. ^ 新規路線 福岡-沖縄(那覇)線 宮崎-名古屋(中部)線が就航しました!”. 株式会社ソラシドエア. 2020 3/30閲覧。
  29. ^ ソラシドエア 初の世界ランキング認定!! 2021年定時到着率 世界 1 位 (LCC カテゴリー) に認定されました
  30. ^ https://www.ana.co.jp/ja/jp/book-plan/airinfo/codeshare/domestic/detail/6j.html
  31. ^ プレスリリース”. ソラシドエア. 2015年10月13日閲覧。
  32. ^ プレスリリース”. ソラシドエア. 2018年6月30日閲覧。
  33. ^ プレスリリース”. ソラシドエア. 2018年8月1日閲覧。
  34. ^ プレスリリース”. ソラシドエア. 2018年7月31日閲覧。
  35. ^ プレスリリース”. ソラシドエア. 20201/1閲覧。
  36. ^ a b プレスリリース”. ソラシドエア. 2019年12月30日閲覧。
  37. ^ プレスリリース”. ソラシドエア. 20202/1閲覧。
  38. ^ プレスリリース”. ソラシドエア. 20203/14閲覧。
  39. ^ プレスリリース”. ソラシドエア. 20201/31閲覧。
  40. ^ JA Search:日本の民間航空機検索データベース
  41. ^ FlyTeam
  42. ^ PLANESPOTTERS.NET
  43. ^ エアライン研究所
  44. ^ AIRFLEETS.NET
  45. ^ ソラシドエア 運用中機材
  46. ^ Solaseed Air Fleet
  47. ^ ソラシドエア 退役機材
  48. ^ ボーイング737-800型機の導入について (PDF) - スカイネットアジア航空 プレスリリース 2010年2月9日
  49. ^ 2013〜2015年度 中期経営計画修正について (PDF) - スカイネットアジア航空 プレスリリース 2014年3月27日
  50. ^ 2013〜2015年度 中期経営計画〜不可能を可能に! =Challenge & Change=〜 (PDF) - スカイネットアジア航空 プレスリリース 2013年1月23日
  51. ^ スカイネットアジア航空 プレスリリース 2014年9月29日 (PDF)
  52. ^ スカイネットアジア航空 プレスリリース 2013年7月31日 (PDF)
  53. ^ 日本政策投資銀行DBJ NEWS 2013年7月31日
  54. ^ 日刊工業新聞 2013年8月1日付
  55. ^ 2015-2016年度経営計画について
  56. ^ ソラシドエア、新たな機種選定へ 国際線チャーターは後倒し - Flightliner(2015年3月27日付)
  57. ^ 2017~2020 年度 中期経営戦略について
  58. ^ ソラシドエア、2018年10月導入予定で予約登録 737-800「JA813X」 - Fly Team(2017年10月5日付)
  59. ^ a b 機内サービス - スカイネットアジア航空オフィシャルサイト 2014年8月20日閲覧
  60. ^ 機内販売 - スカイネットアジア航空オフィシャルサイト 2014年8月20日閲覧
  61. ^ 空恋プロジェクト”. ソラシドエア . 2018 4/1閲覧。
  62. ^ 機体プロジェクト 「空恋〜空で街と恋をする〜」 ソラシドエア
  63. ^ ソラシドエア、「くまモンGO!」を阿蘇草原再生加えリニューアル FlyTeam 2014年4月11日付
  64. ^ 機体活用プロジェクト『空恋』 「九州の楽園 宮崎市号」就航決定! スカイネットアジア航空 2014年5月23日付
  65. ^ 機体活用プロジェクト『空恋』 「天孫降臨ひむか共和国号」就航決定! スカイネットアジア航空 2014年7月3日付
  66. ^ 「がんばろう!九州」復興支援プロジェクト|がんばろう!九州|ソラシドエア
  67. ^ スカイネットアジア航空(株)職員の不適切な行為について(国土交通省) (PDF)
  68. ^ ソラシド、羽田で乗客34人乗せず出発 バス搭乗の熊本行き6J11便、32分遅れで再出発
  69. ^ ソラシドエアが乗客34人乗せず出発 バスが駐機場誤る 羽田空港





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