センチメンタル・シティ・ロマンス センチメンタル・シティ・ロマンスの概要

センチメンタル・シティ・ロマンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/19 07:06 UTC 版)

センチメンタル・シティ・ロマンス
出身地 日本 愛知県名古屋市
ジャンル ロック[1]
活動期間 1973年 -
レーベル

メンバー
旧メンバー
  • 中野督夫(ボーカル・ギター)
  • 告井延隆(ギター)
  • 近藤文雄(ドラムス)
  • 久田潔(ベース)
  • 前田直人(ドラムス)
  • 本多正典(ドラムス)
  • 野口明彦(ドラムス)
  • 加藤文敏(ベース)
  • 田中毅(ドラムス)

来歴

  • 1973年3月、中野督夫細井豊らの名古屋のロック・グループ「思案暮れる(シアンクレール)」に、東京で洪栄龍らと「乱魔堂」として活動していた告井延隆をリーダーとして迎えるかたちでセンチメンタル・シティ・ロマンスはスタートした。結成当時のメンバーは告井延隆(G)、中野督夫(Vo/G)、細井豊(Key)、加藤文敏(B)、田中毅(Ds)の5人。
  • 1974年、 九州、山陽、関西など西日本方面のコンサートに参加し、東京では池袋シアターグリーンでの『ホーボーズ・コンサート』へ出演。また6月には地元、名古屋で初めてのリサイタルを開催し、8月に郡山市で行われた『ワン・ステップ・フェスティバル』にも参加。更に、自主コンサートとも言うべき『センチメンタル・パーティー』を定期的に開催する(1977年まで続く)など、 地味ではあるが確実な活動もしてゆく。なお『ホーボーズ』でのライブは1976年にキングレコードから発売されており、これが入手可能な最も古いセンチメンタル・シティ・ロマンスの音源である。
  • 1975年5月、大阪で開かれた『第3回春一番コンサート』に出演。名古屋/中京地区でウェスト・コースト系の音楽を目指し活動。9月には日本武道館で開かれた『Aロック・コンサート全国大会』に優勝。8月、細野晴臣がアドバイザー(クレジットはChif Audience)として関わった1stアルバム『センチメンタル・シティ・ロマンス』がCBS・ソニーより発表。この直後、メンバーは名古屋市長よりロサンゼルス市長へのメッセージを携えて渡米。帰国後、ドラムスが野口明彦(元シュガー・ベイブ)に変わっている。この年、全国主要都市コンサート・ツアーを行う。また、名古屋を中心に活動していたシンガーソングライターいとうたかおのシングル「ラブソング/こんなに不安なんだよ」のレコーディングに参加。
  • 1976年8月、2ndアルバム『ホリディ』を発表、この年、ベーシストとして久田潔が参加する。その後VANグンゼ講談社などのCMソングも手がけ、オーバーグランド指向を見せ始める。
  • 1977年春、CBS・ソニーを離れ、キティ・レコードへ移籍、12月に3rdアルバム『シティ・マジック』を発表。
  • 1978年夏、名古屋森林公園での『フリー・コンサート』で、ライヴを収録。
  • 1979年春、キティ・レコードよりコロムビア・レコードに移籍、角川映画金田一耕助の冒険』のサウンドトラックを担当、7月に発表、同時に前年録音したライブ・アルバムも発表する。8月、5枚目のオリジナル・アルバムをバンド結成以来の夢でもある、地元名古屋のスタジオに於いてレコーディング。9月に完成。11月25日、初の名古屋レコーディング・アルバム『歌さえあれば(We Like Music)』を発表。
  • 1980年1月〜1982年、この間東京・名古屋・広島・福岡などでライブ活動及び加藤登紀子岡林信康竹内まりやなどのライヴ及びレコーディングで活躍。1980年にドラムが本多“taco-bow”正典に変更したが1981年コンサートツアー中の事故により前田直人に代わっている。
  • 1982年4月28日、名古屋市民会館で10周年記念コンサート。5月25日アルバム『スマイリング』を発表。また、結成10周年記念コンサート・ツアーとして、名古屋・大阪・仙台・金沢でコンサートを開く。9月、元ドゥービー・ブラザーズのジェフ・バクスターの参加を得て、アルバムをレコーディング。11月25日、アルバム『ダンシング』、シングル「ターニング・ポイント」を発表。
  • 1983年、ドラムスが近藤文雄に交代。アルバム『はっぴいえんど』を発表。7月より名古屋・大阪・東京でコンサート・ツアー。
  • 1984年、2月1日シングル「ゴーイング・バック」を発表。6月5日アルバム「リラックス」を発表。
  • 1985年、名古屋市芸術奨励賞を受賞。中島みゆきのアルバムのレコーディングに参加。
  • 1986年、アルバム『サマー・デイズ(夏の日の思い出)』を発表。NHK銀河テレビ小説『清水みなとストーリー』主題歌「デイ バイ デイ」を提供。
  • 1987年、EPO遠藤京子のレコーディングに参加。日米市長会議マルチスライド音楽担当。
  • 1988年、楠瀬誠志郎鈴木雄大のステージサポート、薬師丸ひろ子のステージサポート・全国ツアー及び台湾ツアーに参加。新井正人のレコーディングに参加。
  • 1989年、『世界デザイン博覧会』(名古屋市)・テーマ館の音楽担当。
  • 1990年、薬師丸ひろ子のステージサポート・全国ツアーに参加。
  • 1991年、加藤登紀子『ファシネイション』のレコーディングに参加。
  • 1992年、わかしゃち国体(愛知)キャンペーンソング。 名古屋市芸術創造センターにて細井ソロコンサート『Music Wander Land』を行う。
  • 1993年、センチメンタル・シティ・ロマンス20周年メモリアル・ライヴ、CD、レーザーディスク、ビデオをビデオアーツより発表。20周年メモリアルライブの後、近藤(Ds)が脱退。その後、Drは元メンバーの野口明彦が必要に応じてサポートメンバーとして参加するようになる。
  • 1994年、加藤登紀子のエジプトカイロツアーに参加の後、パリにて加藤登紀子のアルバム『花』のレコーディングに参加。
  • 1995年、加藤登紀子のビデオ『花咲く頃に』に参加。パリにて加藤登紀子コンサートに参加。山崎ハコのレコーディングに参加。
  • 1998年、 25周年記念LIVE を名古屋(5月)、東京(7月)で行う。
  • 1999年、久田(B)が脱退し、告井、中野、細井の3人で名古屋、大阪、神戸で小ツアー。
  • 2003年、中野督夫2ndソロアルバム『夕方フレンド』を発表。
  • 2004年1月、30周年記念アルバム『30 years young』を発表。
  • 2006年、元かぐや姫のメンバーである伊勢正三と『伊勢正三withセンチメンタル・シティ・ロマンスLIVE2006』を実施。
  • 2009年、結成35周年記念ライブ、ツアーに瀬川信二(B)が参加。2010年より正式メンバーとなる。
  • 2011年、25年ぶりとなるアルバム『やっとかめ』をワーナーミュージック・ジャパンからリリース。18年ぶりのメジャー復帰となる。
  • 2013年、告井延隆が脱退。
  • 2014年、種田博之(G)加入。
  • 2018年、デビュー45周年ツアーを行う予定であったが、3月に名古屋でライブを行った後の6月にリードボーカル・ギターの中野督夫がくも膜下出血で倒れ、療養生活に入ったため、細井豊、野口明彦、瀬川信二、種田博之の4人で活動継続。
  • 2019年9月、竹内まりやがアルバム『Turntable』を発売。「Tequila Sunrise」「Southbound Train」でアレンジと演奏を担当[2]。同じく10月に発売されたシングル「旅のつづき」に収録された「オール'55」でも演奏とアレンジを担当[3]。いずれも中野が倒れる前に録音されたものである。
  • 2021年7月27日、中野督夫 逝去。

ディスコグラフィ

シングル

発売日 タイトル 規格 規格品番
CBS・ソニー
1975年7月 A うちわもめ EP SOPB325
B 籠時
A 暖時 EP SOPB341
B あの娘の窓灯り
日本コロムビア
1979年6月 A 金田一耕助の冒険・青春編[注釈 1] EP YK-516-AX
B 金田一耕助の冒険・サーカス編[注釈 1]
ポリドール・レコード
1982年5月 A スマイリング・フェイス EP 7DX2017
B ワン・モア・グッド・タイム
1982年11月 A ターニング・ポイント EP 7DX2026
B ミス・ビスケット
1984年2月 A ゴーイング・バック EP 7DX1277
B ホールド・アップ
1986年3月 A デイ・バイ・デイ EP 7DX1417
B ルーシー
1986年7月 A 恋のマジック EP 7DX1434
B 星空のロンリーナイト
ラント
2000年9月1日 1 ROCK 'N' ROLL STAR CD RUCI1004
2 ROCK 'N' ROLL STAR(シリアスver.)
3 ROCK 'N' ROLL STAR(Inst.)
ワーナーミュージック・ジャパン
2010年12月15日 センチメンタル・シティ 配信 -

オリジナル・アルバム

※ライブ、サントラ、公認ベストを含む

  • センチメンタル・シティ・ロマンス (1975年8月、CBS・ソニー SOPN153)
  • ホリディ (1976年8月、CBS・ソニー 25AH59)
  • シティ・マジック (1977年12月、キティ MKF1028)
  • センチメンタル・ライヴ (1979年8月、キティ MKF1051)※ライブ
  • 金田一耕助の冒険 (1979年7月、コロムビア YX5014AX)※サントラ
  • 歌さえあれば (1979年11月、ベターデイズ YX5022AX)
  • SMILING (1982年5月、ポリドール 28MX2039)
  • DANCING(1982年11月、ポリドール 28MX2047)
  • はっぴいえんど (1983年6月、ポリドール 28MX2068)※カヴァー
  • リラックス (1984年6月、ポリドール 28MX1174)
  • なごやかに なごやかに (1984年12月、ポリドール 25MX1197)※公認ベスト
  • 夏の日の想い出 (1986年7月、ポリドール 28MX1247)
  • S.C.R. 20TH MEMORIAL LIVE (1993年、ビデオアーツ)※ライブ
  • 30 years young (2004年1月、BET-TALIS)※セルフカバー
  • やっとかめ (2011年8月10日、ワーナーミュージック・ジャパン)

編集盤

映像作品

  • S.C.R. 20TH MEMORIAL LIVE (1993年11月、ビデオアーツ)
  • センチメンタル・シティ・ロマンス ライブ 30years young (2004年10月、ユニバーサルミュージック)

カセットテープ

  • はっぴいえんど (1983年6月、ポリドール 28CX2065)※ 空いろのくれよん 収録

ライブCD-R

  • SENTIMENTAL PARTY in Mt.RAINIER HALL 2011 Vol.1 01-27-11 (2011年1月27日、ホイホイレコード
  • SENTIMENTAL PARTY in Mt.RAINIER HALL 2011 Vol.1 02-24-11 (2011年2月24日、ホイホイレコード)
  • SENTIMENTAL PARTY in Mt.RAINIER HALL 2011 Vol.1 03-24-11 (2011年3月24日、ホイホイレコード)

タイアップ

タイアップ
金田一耕助の冒険・青春編 映画「金田一耕助の冒険」サウンドトラック
金田一耕助の冒険・サーカス編
デイ・バイ・デイ NHK銀河テレビ小説『清水みなとストーリー』テーマ曲

注釈

  1. ^ a b センチメンタルシティロマンス&村岡雄治名義。

出典



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