スピリタス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/11 08:28 UTC 版)
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スピリタス | |
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ポルモス社製のスピリタス | |
基本情報 | |
種類 | 蒸留酒 |
度数 | 96度 |
主原料 | 穀物とジャガイモ |
原産地 | ポーランド |
詳細情報 |
2011年時点で、アルコール度数96度という、世界最高の純度を誇る酒として知られる。その度数ゆえに、成分のほとんどが純粋なエタノールであり、タバコ、線香の火程度でも引火する。日本では消防法の第4類危険物に該当し、灯油、ガソリンと同等の厳重な管理を必要とする。
「スピリタス」は英語読みを片仮名表記したもので、ポーランド語の発声に近い片仮名表記は「スピリトゥス」。ポーランド語: spirytus rektyfikowany(スピリトゥス・レクティフィコヴァニ:精製アルコール)と綴る。ポーランド語の spirytus は酒精、つまり「エタノール」を意味し、広義には蒸留酒全般のことを指す(この点は、ロシア語の「ウォッカ」も同じ)。
注釈
出典
- ^ “世界最強のお酒は火気厳禁!”. 神戸市消防局監修 生活あんぜん・あんしん情報誌『雪』. 2020年10月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月13日閲覧。
- ^ “スピリタスにタバコ引火し火事-名古屋市守山区川西 車内で飲酒” (日本語). ニュース速報Japan 2018年11月20日閲覧。
- ^ 「度数90%「スピリタス」にタバコの火が引火、車炎上」『テレ朝news』。2018年11月20日閲覧。
- ^ “ワゴン車炎上!車中で飲んでたアルコール度数世界一「スピリタス」引火”. J-CASTテレビウォッチ. (2015年2月20日) 2018年11月20日閲覧。
- ^ 例えば、ディスティラルニア・ソビエスキ社製グダインスキ・スピリタスやポルモス・ウォッカ製造所"ヴラティスラバ"(ポルモス・ブロツワフ)社製スピリタス96%、95%など。
- ^ “Highest alcohol content in a drink”. Guinness World Records. 2023年9月11日閲覧。
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