スバル・インプレッサ 4代目 GP/GJ系(2011年 - 2016年)

スバル・インプレッサ

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4代目 GP/GJ系(2011年 - 2016年)

スバル・インプレッサ(4代目)
GP2/GP3/GP6/GP7/GPE/GJ2/GJ3/GJ6/GJ7型
2014年改良型 G4 2.0i-S EyeSight
2014年改良型 スポーツ 2.0i EyeSight
2014年改良型 スポーツ HYBRID 2.0i-S EyeSight
概要
販売期間 2011年12月 - 2016年10月
ボディ
乗車定員 5人
ボディタイプ
駆動方式 四輪駆動 / 前輪駆動
パワートレイン
エンジン
  • FB16 1599 cc 水平対向4気筒 DOHC 16バルブ デュアルAVCS
  • FB20B 1995 cc 水平対向4気筒 DOHC 16バルブ デュアルAVCS
  • EE20 1998 cc 水平対向4気筒ディーゼル DOHC 16バルブ 可変ノズルターボチャージャー
変速機 5速MT[注釈 22] / CVTリニアトロニック
ストラット / 後ダブルウィッシュボーン
ストラット / 後ダブルウィッシュボーン
車両寸法
ホイールベース 2,645 mm(スポーツ・G4)
全長
  • 4,415 mm(スポーツ)
  • 4,420 mm (SPORT HYBRID)
  • 4,580 mm (G4)
全幅
  • 1,740 mm(スポーツ・G4)
  • 1,755 mm (SPORT HYBRID)
全高
  • 1,465 mm(スポーツ・G4)
  • 1,490 mm (SPORT HYBRID)
車両重量 1,250 - 1,390 kg
その他
2015年8月までの累計販売台数 18万8,118台[88]
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4代目はフルモデルチェンジに併せて、5ドアハッチバックタイプは「5ドア」から「スポーツ」、4ドアセダンタイプは「アネシス」から「G4」にそれぞれサブネームが改められた[89]

先代とほぼ同等のボディサイズに、ホイールベースを25 mm拡大し、ドア構造が見直されて室内空間が広められたことで、肩および肘空間や後席足元にゆとりを持たせるとともに、Aピラー下端を200 mm前に出したことで視界確保を両立した[89]。計器盤(インストルメントパネル)の高さを抑え、ドア窓肩部を低くし、フロントドアに三角窓を追加したことで視界や開放感を高めた[89]。トランクスペースは、「G4」ではスペースそのものを拡大するとともに6:4分割式トランクスルー機能を採用し、「スポーツ」ではルーフ後端構造の見直しやパンク修理キットの採用で床面高を下げ、さらにサブトランクを追加した[89]

エンジンは2010年秋に新世代「BOXERエンジン(水平対向エンジン)」が採用され、1.6 L車はFB16型 (1.6 L) を搭載した。3代目から100 cc拡大した排気量分をトルク向上に使用した。先代2.0 L車と遜色ない加速を実現するとともに、1.5 L車と比較して約20%の燃費向上も実現した。2.0 L車はフォレスターに採用のFB20型に置換。従来型に比べ、約27%の燃費向上を実現するとともに、中速領域のトルクも向上したことで、2.5 L車並のアクセルを軽く踏み込むだけでも素早い加速が感じられる応答性の良さを実現した。トランスミッションは時代遅れであった4ATから、既にレガシィエクシーガ等で採用しているチェーン式CVTリニアトロニック」で、パーツやレイアウトを最適化した改良型を搭載した。2.0 L車にはパドルシフト式6速マニュアルモードも備える。さらにリニアトロニック車(『1.6i』を除く)にはアイドリングストップシステムも搭載した。飛び込み式スターターにタンデムソレノイドを搭載したことでアイドリングストップが作動してエンジンが完全に止まる前でも再始動を可能にした。1.6 L車の四輪駆動車・5MT車[注釈 23]と「1.6i」の前輪駆動車を除く全グレードで「平成22年度燃費基準+25%」を達成した。

ボディに超高張力鋼板を採用し、骨格を見直したことで全方向において高い衝突安全性を実現した[89]。さらに、「2.0i」および「2.0i-S」にはレガシィに採用されている「EyeSight (ver.2)」搭載グレードを設定した[89]衝突被害軽減ブレーキを搭載した[89]。この「EyeSight」は2014年11月のマイナーチェンジでスバル・レヴォーグから順次導入されている「EyeSight (ver.3)」に更新されている。

2015年6月には、スポーツにスバルのハイブリッド車としてはXV HYBRID以来2車種目となる「SPORT HYBRID」を発表した。シンメトリカルAWD車の構造を基に、モーターアシストによる加速性能と低燃費を両立した独自のAWDハイブリッドシステムを採用した。ハイブリッドシステム用バッテリーは制御変更を行うことで回生頻度を向上させ、積極的にバッテリーを使用することで燃費向上を図り、トランスミッションは既存のリニアトロニックにハイブリッド用の駆動モーターを一体化した専用品を採用することでフリクションを低減し、トルクコンバーターの流体特性を変更することで「平成32年度燃費基準+10%」を達成。一方でインバーターやDCコンバーターなどの高電圧部品とバッテリーをワンユニット化して荷室下に収めることで荷室はフラットとした。併せて、摩擦を抑えて初期応答性を高めたダンパーの採用や足回りセッティングを最適化、タイヤはガソリン車の205/50R17から幅広の215/50R17に変更され、遮音材や吸音材の最適部位への設定・強化や専用の液体封入エンジンマウント採用により振動や騒音を低減した。EyeSightはver.2が採用されているが、全車速追従機能付クルーズコントロール作動時にEV走行と回生ブレーキを最大限活用することで実用燃費の向上を図るECOクルーズコントロールを備えた。また、HYBRID専用装備として、フロントやサイドシルスポイラーに専用品を採用。ルーフエンドスポイラーとリアコンビランプはLEDを採用。内装には青色加飾のアクセントが加えられた。

また、3代目にラインナップされていた派生モデルのXVは2012年9月25日に、WRX STI、WRX STI A-Lineはボディタイプを4ドアセダンのみに集約の上2014年8月25日に、順次モデルチェンジされたが、車種名を「SUBARU XV」および「WRX STI・WRX S4」に改め、「インプレッサ」シリーズから独立した車種となった。詳細は別項「スバル・XV」「スバル・WRX」を参照のこと。

なお、G4には桐生工業が手掛けた教習車仕様が存在する。

年表

  • 2011年
    • 4月19日 - 上海モーターショーにてインプレッサの派生モデルSUBARU XV CONCEPTを世界初公開[90]
    • 4月20日 - ニューヨーク国際自動車ショーにて米国仕様の4ドア、5ドアモデルを世界初公開[91][92]
    • 9月13日 - フランクフルトモーターショーにてXVを世界初公開[93]
    • 10月20日 - フルモデルチェンジに先立ち、事前告知を行うことを発表[94]。同時に、公式発表日と「スポーツ」・「G4」のサブネームも発表された。
    • 11月30日 - 公式発表(12月20日販売開始)[89]キャッチコピーは「IMPREZA in Motion」で、CMには香川照之が起用された。グレード体系は「スポーツ」・「G4」共通で、1.6 L車は「1.6i」と「1.6i-L」、2.0 L車は「2.0i」と「2.0i-S」、「EyeSight (ver.2)」搭載の「2.0i EyeSight」・「2.0i-S EyeSight」の計6グレードを設定した。
  • 2012年
    • 6月19日 - 2011年9月に発表した「XV」の事前告知を行うことを発表。日本国内では今秋発売予定とアナウンスされる[95]
    • 7月 - 仕様変更。ボディカラーの「プラズマブルー・シリカ」を「ディープシーブルー・パール」に差し替え、オプションの「カメリアレッド・パール」を廃止。また、スポーツ専用色として「ヴェネチアンレッド・パール(オプション)」を追加。
    • 9月25日 - 生産終了から約1年ぶりに、日本国内仕様の「XV」のフルモデルチェンジを公式発表(10月5日販売開始(※別項『スバル・XV』にて詳説)。なお、公式発表はされていないもののスポーツ/G4も同時期に一部改良(B型)が施され、ヒルスタートアシストの全車標準装備化を行い、スポーツはボディカラーの「オブシディアンブラック・パール」をXV採用色の「クリスタルブラック・シリカ」に差し替え。
    • 10月1日 - スポーツ/G4・XVでグッドデザイン賞を同時に受賞[96]
  • 2013年
    • 5月14日 - 特別仕様車「アイボリーセレクション」を発表(5月31日販売開始)。「1.6i-L」「2.0i」「2.0i EyeSight」をベースに、シートや内装にアイボリー、スーパーUVカットガラス(フロントドア)、クロームメッキドアハンドル、クリアビューパック、HIDロービームランプ&ヘッドランプウォッシャーを採用。「2.0i」および「2.0i EyeSight」はブラックハイラスター塗装の16インチアルミホイールとUVカット機能付濃色ガラスを、「1.6i-L」は本革巻ステアリングホイールと本革巻セレクトレバー+メタル調加飾パネルを装備した[97]
    • 10月29日 - 一部改良(C型、11月12日販売開始)[98]。遮音材の強化やエンジン作動音の低減により室内の静粛性を向上し、ステアリング周りのデザインを変更。8ウェイパワーシートは従来からの運転席に加えて助手席にも装備され、電動パワーステアリングのチューニングや制振性能を向上した。なお、ボディカラーの「ディープチェリー・パール」を廃止。
    • 12月24日 - 特別仕様車「2.0i-S Limited」・「2.0i-S Limited EyeSight」を発表(2014年2月4日販売開始)[99]。「2.0i-S(前輪駆動車)」、「2.0i-S EyeSight(四輪駆動車)」をベースに、外観にサテンメッキドアミラーやクロームメッキドアハンドルを採用するとともに、インテリアはシート(トリコットとのコンビシート、レッドステッチ付)やドアトリムにブラックアルカンターラを、本革巻ステアリングホイールとセレクトレバー(ピアノブラック調加飾パネル+シフトブーツ)にレッドステッチを採用。
  • 2014年
    • 11月25日 - マイナーチェンジ。スポーツ特別仕様車「2.0i EyeSight Active Style」を発売[100]。ヘッドランプやフロントグリルを新デザインに、フロントグリル・フロントバンパー・フォグランプカバーもデザインを変更。ドアミラーも形状を変更して斜め前方の視認性を向上。「1.6i-S」「2.0i」「2.0i EyeSight」に標準装備する16インチアルミホイールのデザインも変更。G4は光輝ウィンドゥモールやトランクリップスポイラー(『1.6i-S』『2.0i-S』『2.0i-S EyeSight』のみ)を採用し、リアバンパー下部をブラックアウトとした。内装はアクセントとして金属調加飾やピアノブラックパネルやシルバーステッチを採用。「1.6i-S」「2.0i EyeSight」「2.0i-S」「2.0i-S EyeSight」はメーターパネルをブルーに変更し、金属調リングを採用。中央には3.5インチカラー液晶のマルチインフォメーションディスプレイを採用。「1.6i」を除く全グレードにはフロントセンタートレイ内にUSB電源を2基装備した。メーカーオプションにはタッチ操作可能のセンターディスプレイを備えたSDナビゲーションシステムを新たに設定した。2.0 L車はパワーユニット各部のフリクション低減などにより燃費性能を向上し、SI-DRIVEも採用。サスペンション性能向上やステアリングギア比の変更 (15.5:1→14.0:1) などで振動を少なくし、ボディ各部への吸音材の採用やウインドゥガラス周りの構造変更により静粛性も向上した。また、EyeSight搭載グレードは操舵支援機構のアクティブレーンキープの追加やプリクラッシュブレーキ・全車速追従機能付クルーズコントロールの性能向上などを行った改良型の「EyeSight (ver.3)」に置換。スポーツ特別仕様車「2.0i EyeSight Active Style」は外観にルーフレール、サンルーフ、17インチアルミホイール(ガンメタリック塗装)、スポイラー(サイドシル・ルーフエンド)、リアフォグランプを装備、内装にファブリック/合成皮革シート、運転席&助手席8ウェイパワーシート、アルミパッド付スポーツペダル(アクセル、ブレーキ、フットレスト)、本革巻セレクトレバー(ピアノブラック調加飾パネル+シフトブーツ〈シルバーステッチ〉)、メッキ加飾付パワーウィンドゥスイッチ、トノカバーを装備し、振動・騒音対策を強化。装備面ではクリアビューパック、UVカット機能付濃色ガラス、HIDロービームランプ、キーレスアクセス&プッシュスタート、SRSサイドエアバッグ+SRSカーテンエアバッグを装備。このモデルからCMソングに山下達郎の楽曲が多く起用された。
  • 2015年
    • 4月14日 - 特別仕様車「Proud Edition」を発売[101]。「1.6i-L」、「2.0i」、「2.0i EyeSight」をベースに、メッキドアハンドル、ピアノブラック調加飾パネル+シフトブーツ、キーレスアクセス&プッシュスタート、クリアビューパック(フロントワイパーデアイサー/ヒーテッドドアミラー/撥水加工フロントドアガラス)を装備。「1.6i-L Proud Edition」には本革巻ステアリングホイールとセレクトレバー、濃色ガラス、運転席&助手席8ウェイパワーシート、16インチアルミホイール(切削光輝)、HIDロービームランプを装備。
    • 5月19日 - スポーツに、ハイブリッドモデルである「SPORT HYBRID」をWEBサイトで初公開すると共に先行予約受付を開始[102]
    • 6月19日 - 「SPORT HYBRID」を公式発表(7月10日販売開始)[103]。グレード体系は標準仕様の「HYBRID 2.0i EyeSight」とクリアビューパック、アルミパッド付スポーツペダル(アクセル、ブレーキ、フットレスト)、運転席&助手席8ウェイパワーシート(前後スライド/前チルト/リフター/リクライニング)、UVカット機能付濃色ガラス(リヤドア、リヤクォーター、リヤゲート)を追加装備し、17インチアルミホイールをダークガンメタリック塗装に、本革巻セレクトレバーをピアノブラック調加飾パネル+シフトブーツ(ブルーステッチ)に、本革巻ステアリングホイール(シルバー/ブラック加飾)のステッチをブルーに、シート材質をウルトラスエード(シルバー)/合皮(ブルーステッチ)にそれぞれ変更し、パワーウインドゥスイッチにメッキ加飾を、スライド機構付コンソールリッドにブルーステッチをそれぞれ施した上級グレードの「HYBRID 2.0i-S EyeSight」の2グレードが用意される。
    • 10月6日 - 一部改良(10月14日販売開始)[104]。「EyeSight」搭載グレードを拡充し、1.6 L・四輪駆動車の「1.6i-L EyeSight」および「1.6i-S EyeSight」を追加。タイヤ・ホイール・ブレーキサイズを2.0 L車と同じ(タイヤ・ホイールは16インチ、ブレーキはフロント15インチ2ポットベンチレーテッドディスクブレーキをそれぞれ採用)とし、リアスタビライザーも装備。ボディカラーも「ディープシーブルー・パール」に替わり、「ダークブルー・パール」を追加。また、同年4月に発売された特別仕様車「Proud Edition」を継続設定するとともに、「EyeSight(ver.3)」を搭載した1.6 L・四輪駆動車「1.6i-L EyeSight Proud Edition」を新設。
  • 2016年
    • 9月24日 - 5代目シリーズに移行のため受注終了。以後は在庫対応となる。
    • 10月24日 - 4代目シリーズ販売終了。
  • 2020年
    • 5月29日(参考)- SUBARU純正用品として、ペダル踏み間違い時加速抑制装置を発売(GP型XVにも同時に設定)[105]。「EyeSight」非装着車(装着できない場合あり)を対象に後付装着するもので、時速約10 km以下での前進・後退時に、前後に装着したソナーセンサーで前・後方約3 m以内のある壁などの障害物を検知した場合、ランプとブザーで警告するとともに、それでもアクセルを強く踏み込んだ場合には加速の抑制が行われる。また、後退時には障害物の検知にかかわらず、時速約5 km以上でアクセルを強く踏んだ場合やアクセルを踏んだまま時速約5 kmを超えた場合に警告と加速抑制が行われる。

  1. ^ 初代のみ「グラベルEX」として日本でも販売。
  2. ^ イスラエルにおいてはデビュー当初『グランドレオーネ』として販売された時期があった。別項「スバル・レオーネ#幻の4代目」も参照のこと。
  3. ^ ただし、スバルでこの程度のモデルサイクルは珍しくなく、サンバーは3代目 - 5代目までいずれも8 - 9年、最後の自社生産車となった6代目で13年、初代ドミンゴは11年、初代ジャスティは10年、初代プレオは11年(乗用モデルに限れば9年)である。
  4. ^ 同社のヴィヴィオも同様の意匠。
  5. ^ 無塗装、エンジン・補器類・内装を装備しない基本骨格構造のみのボディ。
  6. ^ 電磁石を持つ円盤、鉄製円盤の2枚の円盤(クラッチプレート)からなり、回転する電磁石側の円盤に電流を流すと発生した磁力によりもう片方の鉄製円盤が吸い寄せられ摩擦力が発生し、トルクが伝わるというもの。電流のオンオフで動力の伝達・非伝達が切り替えられ、また、電力を調整することで伝達率も調節できる。
  7. ^ 「WRX type RA」には「インタークーラー・ウォーター・スプレー」を装備している。
  8. ^ 1994年から北米で販売されていた初代アウトバックスポーツの日本向けモデルである。アウトバックスポーツはアウトバック(日本名:レガシィグランドワゴン)のように専用デザインのバンパーは用意されていなかったが、グラベルEXは当時のRVブームに合わせガードバーやスペアタイヤキャリアを装備していた(のちに背面タイヤなし車も設定)。日本では人気を得ることができず、総生産台数は1,313台にとどまった。日本でのグラベルEX廃止以降も北米では2代目 - 3代目のインプレッサの5ドアをベースにした2 - 3代目アウトバックスポーツが存在し、2代目XVの北米導入に伴い廃止。
  9. ^ 一般販売車に設定されていたメタリックカラーの青とは別色の、スポーツブルーと呼ばれる当時のワークスラリーカーの塗装と同じ、ソリッドカラーの青である。
  10. ^ 1997年と1998年にもWRCメイクスタイトル獲得を記念して「V-Limited」が発売されたが、1999年と2000年はWRCでタイトルを逃したため、特別仕様車「Limited」として発売された。また、ベース車両は年によって異なる。
  11. ^ a b 22B-STI Versionはエンジンが無鉛プレミアムガソリン専用であり[12]、レギュラーガソリンの使用は厳禁であった(給油口蓋の裏に「レギュラーガソリンを給油するとエンジンが壊れます」との警告ステッカーが貼ってある)。
  12. ^ 厳格な分類上は2ドアセダン
  13. ^ ワゴンは215/45ZR17タイヤまでの対応であったが、セダンは225/45ZR17タイヤに対応している。発売当初は2.0 Lターボモデル (WRX NB、20K) でも205/50R16タイヤが装着されたにとどまった(ノンターボのWRX NA、20Nは195/60R15)が、後に発売されたSTiには前記の17インチタイヤがそれぞれ装着された。また、フロントロアアームもセダンの2 L車(NA車AT車も含む)のみアルミ鍛造になっている。一方ワゴンはSTiでもプレス鋼板製である。
  14. ^ A,B,C各ピラーの上下端を左右一対で環状に繋ぐことで籠のような構造を成し、衝突時の衝撃を各フレームに分散させることでキャビンの変形を防ぎ、結果乗員を保護するというもの。全方位衝突に対応するという。3代目レガシィで初めて採用された。
  15. ^ プリ触媒:従来の触媒の他に高温度になりやすいターボチャージャーの直後にもうひとつ触媒を設置して、エンジン始動後早期に触媒の活性化、エンジン始動直後の排出ガスのクリーン化を図る。
  16. ^ 低燃費・低公害車の自動車税・自動車取得税を軽減する[25]
  17. ^ AT車はアクティブトルク スプリット4WD、MT車はビスカスLSD付センターデフ方式四輪駆動となる。
  18. ^ 5ドアは2代目スポーツワゴンの全長とほぼ同等とした上でハッチバックへ変更。
  19. ^ インプレッサが全車3ナンバー化されたことにより、スバルの軽自動車やトヨタダイハツからのOEM車種であるDEXを除く乗用車は、すべて3ナンバー登録の普通乗用車となっている。
  20. ^ 国外向けには4ドアセダンのWRXも存在する。
  21. ^ デュアルAVCSと呼称。
  22. ^ 5速MTは1.6 L・四輪駆動車のみ。
  23. ^ 「1.6i-L」の四輪駆動車・5MT車はオプション装着により「平成22年度燃費基準+25%」達成となる。
  24. ^ ルーフアンテナを含む数値。ルーフ高は1,455 mm。
  25. ^ 板厚を連続的に変化させて圧延した鋼板。
  26. ^ ホンダ・オデッセイで使用された英語バージョンではなく、オリジナルバージョンを起用。
  27. ^ 先代モデルでは「インプレッサSPORT HYBRID」の専用色として設定。
  28. ^ 但し中国専売でホイールベースを延長した上で用意される見込み
  29. ^ ガソリンモデルはエアコンや車両設定に特化した7インチ(オーディオレス仕様)となるが、メーカーオプションにより11.6インチの装着が可能。反対にe-BOXERモデルの「ST-G」はメーカーオプションで7インチ(オーディオレス仕様)への変更が可能
  30. ^ WRC1999後はシーケンシャル
  31. ^ 「555」の数字は、当時スバルチームのスポンサーであったタバコブランド「ステートエクスプレス555」をタバコ広告禁止国でもアピールすべく、車両名にブランド名として付与したものである。
  32. ^ 同車系に2ドアモデルがない場合のみ4ドアモデルも使用できる。
  33. ^ スバル車としてはクスコのインプレッサに代わって、この年フルモデルチェンジしたレガシィB4がR&D SPORTより参戦している。
  34. ^ 若さ、軽快さ、スポーティなどのイメージを付加したクルマとして、新しい時代に、新鮮な印象 (=impression) を与える意味を籠めて命名した[152]という。
  35. ^ 企業名の表記は一貫して「STI」であるが、製品名には2005年4月24日まで末尾のみ小文字の「STi」が使われていた。
  36. ^ スバル車一般に対する愛称として “SUBIE”(スビー)があり、そこからScoobyが派生して、知名度の高いインプレッサを特に指すようになった。英語発音のSUBARU(soo-ba-roo)とScooby-Doo(スクービー・ドゥー)が韻を踏んでいる。






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