范仲淹とは? わかりやすく解説

はん‐ちゅうえん【范仲淹】

読み方:はんちゅうえん

[989〜1052]中国北宋政治家蘇州江蘇省)の人。字(あざな)は希文。諡(おくりな)は文正公。辺境守って西夏侵入防ぎ、その功により参知政事(副宰相となった。「岳陽楼記」中の「先憂後楽」の語は有名。文集范文正公集」。


范仲淹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/09 04:02 UTC 版)

范 仲淹(はん ちゅうえん、端拱2年8月29日989年10月1日)- 皇祐4年5月20日1052年6月19日))は、中国北宋の政治家・文人希文は文正。同鳳閣鸞台平章事范履冰の末裔にあたる。


  1. ^ a b 岳陽楼記『標準古典解釈. 漢文部 第2巻』塚本哲三 著 (有朋堂, 1944)
  2. ^ 国語教育の新しいパラダイム(IV 教育心理学と実践活動)鹿内信善 (日本教育心理学会, 2009-03-30) 教育心理学年報. 48
  3. ^ 岳陽楼の記(読み)がくようろうのきコトバンク
  4. ^ 実践倫理 宋名臣言行録野木將典、國士舘大學武徳紀要 巻14 、1998-03
  5. ^ 今関天彭、辛島驍『宋詩選』集英社〈漢詩大系 16〉、1966年、p.66
  6. ^ 第1トンネル入口日本遺産琵琶湖疏水
  7. ^ 第6話「温泉宿のまちにホテルが出現!~成島柳北も称賛した~」熱海市教育委員会 生涯学習課 網代公民館 歴史資料管理室、令和2年7月28日


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范仲淹

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岳陽楼」の記事における「范仲淹」の解説

ウィキソース岳陽楼記原文あります。 范仲淹の『岳陽樓記』(岳陽楼の記)は、1044年慶暦4年)に中央から岳州太守左遷された滕宗諒(中国語版)が、岳陽楼修復した際、同年進士だった范仲淹に作らせた文章である。『古文真宝』に収められ名文として広く知られる。特に、末尾一節から「先憂後楽」という語が生まれたことで著名。 …居廟堂之高,則憂其民;處江湖之遠,則憂其君。是進亦憂,退亦憂;然則何時而樂耶?其必曰:「先天下之憂而憂,後天下之樂而樂」乎!噫!微斯人,吾誰與歸!…朝廷の高い位にあるときは、おのれの民を憂い人里離れた所に隠れ住むときは、わが主君のために憂う進んで仕えていても憂い退いて民間にいても憂うるのだ。とすればいつになれば楽しむのか。その人は必ず「天下の人の憂い先立って憂い天下の人の楽しみに後れて楽しむ」というであろう。ああ、そうした人がいなければ、私はいったい誰に帰依すればよいのか。 — 范仲淹『岳陽樓記

※この「范仲淹」の解説は、「岳陽楼」の解説の一部です。
「范仲淹」を含む「岳陽楼」の記事については、「岳陽楼」の概要を参照ください。

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