酸化水銀とは? わかりやすく解説

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さんか‐すいぎん〔サンクワ‐〕【酸化水銀】

読み方:さんかすいぎん

水銀酸化物

酸化水銀(Ⅰ)(酸化第一水銀Hg2O 第一水銀溶液アルカリ過剰に加えたときに生じ黒色沈殿物。黒降汞(こくごうこう)。黒色酸化水銀。

酸化水銀(Ⅱ)(酸化第二水銀)HgO

水銀沸点に近い高温長時間熱したときに生じ赤色粉末毒性強く塗料殺菌剤などに使用赤色酸化水銀。

昇汞水(しょうこうすい)溶液苛性(かせい)アルカリ作用させたときに生じ黄色粉末猛毒黄色酸化水銀。


酸化水銀

分子式Hg2O
その他の名称酸化水銀、Mercury oxide、Mercurio(I)oxymercury(I)、Oxydimercury(I)
体系名:メルクリオ(I)オキシ水銀(I)、オキシ二水(I)


水銀(II)オキシド

分子式HgO
その他の名称Mercuric oxideMercury(II) oxide酸化第二水銀、酸化水銀(II)、Montroydite、モントロイダイト、酸化水銀、レッドプレシピタート、Santar、Red precipitate、C.I.77760、サンタル
体系名:水銀(II)オキシド


酸化水銀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/10/14 15:56 UTC 版)

酸化水銀(さんかすいぎん、Mercury oxide)とは、水銀酸化物である。酸化数が+2の酸化物のみが知られている。有毒である。


  1. ^ F. A. Cotton, et.al., "Advanced inorganic chemistry", 6th Ed., p.602


「酸化水銀」の続きの解説一覧

酸化水銀(I)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/10/14 15:56 UTC 版)

「酸化水銀」の記事における「酸化水銀(I)」の解説

従来、酸化水銀(I)ないしは黒降汞(こくごうこう)と呼ばれていた黒色粉末は、酸化水銀(II)と金水銀との錯体である。水銀(I)塩の水溶液塩基性にして得られる

※この「酸化水銀(I)」の解説は、「酸化水銀」の解説の一部です。
「酸化水銀(I)」を含む「酸化水銀」の記事については、「酸化水銀」の概要を参照ください。


酸化水銀(II)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/10/14 15:56 UTC 版)

「酸化水銀」の記事における「酸化水銀(II)」の解説

酸化水銀(II)(さんかすいぎん(II)、Mercury(II) oxide)は、化学式が HgO と表される猛毒固体である。赤色の赤降汞(せきこうこう)と黄色の黄降汞(おうこうこう)とが存在する

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