ふく‐こうがん〔‐カウグワン〕【副×睾丸】
読み方:ふくこうがん
精巣上体の別名。
精巣上体
(副睾丸 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 06:03 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動精巣上体(せいそうじょうたい、英: epididymis)は、器官の1つ。副睾丸とも呼ばれる。ヒトの場合、ここで最大10億ほどの精子が貯蔵できると考えられている。生殖管の始部をなし、精巣からの精子を精管へ輸送する。
ヒトの精巣上体(長さ約5から6 センチメートル)は三角錐体形を呈し、頭部、体部、尾部に区分され、精巣の上端から後縁にかけて密接する。尾部の末端で精管と連絡する。ウマ、ブタ、イヌでは精巣上体の頭部から尾部の区分は不明瞭である。
参考文献
- 浜名克己; 中尾敏彦; 津曲茂久編 『獣医繁殖学』(第3版) 文永堂出版、2006年。ISBN 4-8300-3206-5。
外部リンク
- 岡村直道 「精巣上体における哺乳動物精子の成熟」 『構造生物』 2巻1号、1996年4月 。2007年10月22日閲覧。全国書誌番号:00107247。
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