チェック‐バルブ【check valve】
読み方:ちぇっくばるぶ
逆止め弁。
チェックバルブ
流体が一方向にのみ流れ、他方向の流れを阻止するバルブ。逆止弁とも呼ばれる。例えば、燃料タンクで発生した燃料の蒸気がキャニスターに流れ込むとき、一方向の流れを得るのに用いる。また、ブレーキ用のマスターバックにおいては、空気の流れを一方向にして負圧を確保するためにも使われる。さらに、ラジエーターキャップなどにも用いられる。一般にスプリングとポール、もしくはスプリングと棒状の弁体で構成される。
逆止弁

逆止弁(ぎゃくしべん)とは、気体用や液体用の配管に取り付けておき、流体の背圧によって弁体が逆流を防止する形で作動する構造にした弁である[1]。JISの呼称は逆止め弁(ぎゃくとめべん)、逆流防止弁、逆止め弁、チェックバルブやチャッキと言われることもある。
方式
- ポペット式
- スイング式
- ウエハー式
- リフト式
- ボール式
- フート式
画像
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流れによって弁が押し開けられるディスク式逆止弁
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ボール式逆止弁
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ボール式
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ボール式
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ダックビル弁
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リフト式
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スイング式の動画
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可動部が一切なく、水流を利用して流れの方向を制限するテスラバルブ。ニコラ・テスラが開発した。
脚注
- ^ “意匠分類定義カード (M2)”. 特許庁. 2014年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月3日閲覧。
関連項目
チェックバルブ (check valve)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/14 03:35 UTC 版)
「バルブ」の記事における「チェックバルブ (check valve)」の解説
流体の流れを常に一定方向に保ち、逆流を防止する機能を持つバルブ。チャッキバルブ、逆止弁、チェッキ弁ともいわれる。弁体は、流体の圧力によって押し開かれる状態になるが、逆流すると弁体が背圧によって弁箱の弁座に密着して、逆流を防止する機構となっている。このバルブの性能評価は、逆流防止が完璧であることが大きな要素ではあるが、本来の流れ方向もスムーズでなければならないため、クラッキングポイント (C.P) と言う表現でこの流れやすさを表している。
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