スモークフィルム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 16:09 UTC 版)
スモークフィルム (smoke film) とは、広義では自動車のガラスに貼る合成樹脂フィルム全般を指し[1]、狭義ではその中において透明度の低いものを指す一般名。日本工業規格(JIS)では自動車窓ガラス用フィルム(JIS S 3107)の名称を用いており、カーフィルム (car film) 、 ウインドウフィルム (window film) 、着色フィルムとも言う。本項では自動車窓ガラス用フィルム全般について扱う。
- ^ スモークフィルムを貼ってはいけないガラス面は? ソニー損保 2009年6月9日
- ^ 千葉簡裁 平成18年1月25日判決 平成17年(ハ)第585号 保険金等請求事件において、対象の黒塗りの車両につき、スモークフィルムを貼り付けていることに言及したうえで「極めて威圧感のある車両」であると判断されている。
- ^ フルスモーク車の取り締まりを強化 - 四国新聞社 2003年3月7日
- ^ 高知県警は違法フィルム貼り付け車両の取り締まりにつき「ファッション感覚での安易な改造は事故を招きやすい」としている。 - 県警などが着色フィルム一斉取り締まり 27台摘発 - 高知新聞 2003年5月8日
- ^ a b 運転席・助手席の側面ガラスに利用可能な透明断熱フィルム (PDF) 住友スリーエム 2008年7月15日
- ^ 審査事務規程 第5章 継続検査及び構造等変更検査等審査事務規程 5-47 窓ガラス貼付物等 (PDF) 自動車検査独立行政法人
- ^ 一例として、ホンダ・インサイトにおける運転席側面・助手席側面・前面ガラスの可視光線透過率は約73~75%(HONDA公式サイト) となっている。また、2008年9月30日に衆議院第一議員会館で開催された「自動車フィルムの需要喚起をテーマにした勉強会」で、メーカー出荷時において前面ガラス・運転席側面ガラス・助手席側面ガラスの可視光線透過率が70%を満たしていない車種が存在する、との指摘もあった(ガラス建装時報(japan grass news)2008年10月5日号より)。
- ^ 不正改造の事例 運転席および助手席の窓ガラスへの着色フィルムの貼り付け - 国土交通省
車両窓ガラスに着色フィルム等をはり付けてはいけません - 神奈川県警察(違反時の罰金等が掲載) - ^ “カーフィルム禁止令に異論続出”. 産経新聞. (2013年6月16日) 2013年10月18日閲覧。
- 1 スモークフィルムとは
- 2 スモークフィルムの概要
- 3 自動車以外の採用例
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