ニップル (機械)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/03 09:21 UTC 版)
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ニップル (英:Nipple) とは、機械部品(おもに棒やパイプ)同士を結合するための、乳首に似た管状のねじ部品である。
スポークニップル
スポークニップル(英: Spoke nipple) は、自転車やオートバイのスポークホイール(スポークを使用する車輪)において、スポークの先端を他の部品につなぐ小型のナットである。普通は単にニップルと呼ばれる。
一般的なホイール形状の場合、ニップルはスポークとリムをつないでおり、一部のスポーツタイプの自転車ではハブ側についているものもある。このニップルをスポークレンチという工具で回す事によってスポークの張り具合を調整し、ホイールのゆがみを修正できる。
グリースニップル
グリースニップル(英: Grease nipple、Grease fitting) は、機械の可動部分等にグリースを供給するための給脂配管の一次側に装備する注入口の部品である。注入口は内部からスプリングで玉が押し付けられる逆止弁になっており、グリースガン等を接続して圧力をかけることによってグリースが給脂配管に注入される。A型、B型、C型、ボタンヘッド・タイプ、ピン・タイプなどの種類がある。
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管継手として使用するニップル
JIS B 0151 鉄鋼製管継手用語において、ニップルは「直線軸の両端におねじが切ってある管継手」と定義されている。鋳物によるもののほか、配管用炭素鋼鋼管の両端に管用テーパねじを切ったものもある。
また、ホースを接続するためのホース継手(タケノコ継手)もニップルと呼ばれることがある。
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スポーク・ニップル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 10:00 UTC 版)
ワイヤースポークの一端にはねじ山が設けられており、ここにスポーク・ニップルと呼ばれる特殊な形状のナットをねじ込む。その締め加減でスポークの有効長を変化させることができ、それによってスポークにあらかじめ適当な張力を与えることで、車輪の撓みを防ぐとともに、各スポークの長さを微調整することで、ホイールの真円度を出す。この作業を「振れ取り」と呼ぶ。ニップルの締め・緩めための工具をニップルレンチまたはニップルまわしと呼び、英語では spoke key または spoke wrench と呼ぶ。 近年、米国資本の自転車用工具メーカが日本国内においてスポークレンチという名称を用いているが、日本では古くからニップルレンチと呼ばれてきた。特にオートバイ業界ではニップルレンチが多数派である。
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