ニップル (機械)
スポーク・ニップル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 10:00 UTC 版)
ワイヤースポークの一端にはねじ山が設けられており、ここにスポーク・ニップルと呼ばれる特殊な形状のナットをねじ込む。その締め加減でスポークの有効長を変化させることができ、それによってスポークにあらかじめ適当な張力を与えることで、車輪の撓みを防ぐとともに、各スポークの長さを微調整することで、ホイールの真円度を出す。この作業を「振れ取り」と呼ぶ。ニップルの締め・緩めための工具をニップルレンチまたはニップルまわしと呼び、英語では spoke key または spoke wrench と呼ぶ。 近年、米国資本の自転車用工具メーカが日本国内においてスポークレンチという名称を用いているが、日本では古くからニップルレンチと呼ばれてきた。特にオートバイ業界ではニップルレンチが多数派である。
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スポーク・ニップル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 01:26 UTC 版)
スポークは錆びないステンレス製と安価な鉄製がある。軽量で独特の色が魅力のチタン製も登場しているが非常に高価である。太さは14番が主流。強度の必要なフランジ付近とニップル付近を太く、重量を抑えるため中央を細くしたバテッドスポークもある。ニップルは硬い真鍮製が定番だったが、最近は真鍮の3分の1程度と軽量でカラーの豊富なアルミ製も増えてきている。
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