ホイールアライメント
車体に対して車輪の取付け方(角度)をいう。ステアリングの操作性や走行性を高めるために、やや角度をつけて取り付けられている。前に角度をつけるキャスター角、内側に角度をつけるキャンバー角やキングピン傾斜角、フロント方向にハの字にするトーイン(トーアウト)の4つの要素から構成される。クルマを水平状態にあるときのそれぞれの角度で示される。
ホイールアライメント
車輪の車体、あるいは路面に対する角度関係を総称していう。具体的には、キャンバー角、キャスター角、キングピン傾角、トーイン、トーアウト(トー角)で表される。アライメントは、タイヤの接地状態を規定してコーナリング特性に影響し、復元力など、タイヤが受ける力のクルマへの伝達にも影響するため、直進性から限界旋回性能までの、広範囲な操縦安定性に対する主要諸元である。また、アライメントは無負荷、基準車高時の初期設定値とともに、サスペンションストロークやコンプライアンスによる変化のコントロールが重要である。
参照 キャスター角、キャンバー角、キングピン傾角、トーインホイール・アライメント
(wheel alignment から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/21 15:53 UTC 版)
ホイールアライメント(Wheel Alignment、正しい読みは「ホイール・アラインメント」)は、自動車のホイールの整列具合のこと。サスペンションやステアリングのシステムを構成するそれぞれの部品が、どのような角度関係で自動車に取り付けられているかを示すものである。キャスタ角・キャンバ角・キングピン傾角・トーインおよびトーアウトの4つの要素からなる。
- 1 ホイール・アライメントとは
- 2 ホイール・アライメントの概要
- 3 キングピン角
- 4 ターニングラジアス
- 5 脚注
- wheel alignmentのページへのリンク