ホイールアライメント調整
ホイールアライメントを、テスターを用いて、整備書に記載の設定値などに調整することをいう。通常、ホイールアライメントは自動車メーカによって最適に設定されているが、使用過程で変化することがあり、走行安定性の低下やタイヤ偏摩耗の原因となるため、調整する必要がある。調整は一般にサスペンションのターンバックル式リンク機構、カム機構、偏心したストラットのマウンティングブロックなどで行い、操舵輸のトー角はタイロッドのターンバックルで行う。一方、事故などでフレームが変形し、調整機構で対応できないときは、フレームストレーナーによる方法もある。最近は車体精度が向上し、ストラット式などキャンバー、キャスターの変化が少ないものは調整機構をもたないことがある。
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