トーイン
平面図で見て、前輪左右タイヤのトレッド面中心間距離が、車輪中心高さで測定すると、前方側が後方側よりもわずかに短くなっている。数値は、この中心間距離の差で示す。キャンバー、キャスターとともに前輪アライメント3要素のひとつである。トーはつま先という意味で、車輪の前側が内側を向いていることからこの名がある。
参照 キャスター角、キャンバー角トーイン
ハンドルを直進位置にしたとき、車輪中心面の前端部の左右間距離と後端部の左右間距離の差をいう。車輪中心の高さで測定し、真上から見て後ろ開きをトーイン、前開きをトーアウトという。単位は通常mmであるが、角度に換算してトータルトー角として表すこともある。左右輪で個別に表すときはトー角を用いる。
参照 サイドスリップ、ステアリングフィール、トー角、トーコントロール、偏摩耗- トーインのページへのリンク