モノコック構造
シャシーフレームを車体に取り込んだ一体構造で、応力外皮構造とも呼ばれ、航空機やバスボディの技術から発達した。卵殻の強度、剛性を理想とする。しかし実際のボディには前後のウインドウ、ドア、エンジンルーム、トランクルームなど大きな開口部があり、卵殻構造にはなり得ない。完全な応力外皮構造とはいえず、セミモノコック構造とも呼ばれる。軽量で全体での剛性が高く、床面が低くできるので全高、重心高も低いことや、薄板溶接構造でロボット組立てが活用でき、量産性が高いなどの特徴がある。反面、路面やエンジンからの振動、騒音には十分な対策が必要。
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