フレーム付き構造
車体とは独立したシャシーフレームをもち、これにエンジン、走行装置、燃料タンク、冷却系、排気装置など走行に必要な装置を取り付け、フレームの要所にラバーマウンティングを配置して、その上に車体を架装する構造をいう。走行時に受ける曲げ、ねじり、振動などの外力はフレームが受け持ち、エンジンや路面からの振動、騒音はサスペンションとボディマウントの2段階で吸収するので、ボディには伝わりにくい。静かな室内が得られやすい反面、車両重量がモノコック構造に比べて重くなり、床面高や重心高、車両全高が高くなる短所があり、今ではトラック用となった。
反対語 フレームレス構造- フレーム付き構造のページへのリンク