IFERROR 関数
適用対象: Microsoft Excel 2010, Excel Web App, SharePoint Online for enterprises, SharePoint Online for professionals and small businesses
説明
数式がエラーとして評価される場合は指定の値を返し、それ以外の場合は数式の結果を返します。IFERROR 関数を使用すると、数式のエラーをトラップして処理できます。
書式
IFERROR(値, エラーの場合の値)
- 値 必ず指定します。エラーかどうかをチェックする引数です。
- エラーの場合の値 必ず指定します。数式がエラーとして評価される場合に返す値です。評価されるエラーの種類は、#N/A、#VALUE!、#REF!、#DIV/0!、#NUM!、#NAME?、および #NULL! です。
解説
- 値またはエラーの場合の値が空のセルの場合には、空の文字列値 ("") として扱われます。
- 値が配列数式の場合には、値で指定した範囲の各セルの結果の配列が返されます。下の 2 番目の使用例を参照してください。
使用例
使用例: 通常の数式を使用した除算エラーのトラッピング
使用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。
その方法は?
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使用例: 配列数式を使用した除算エラーのトラッピング
使用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。
その方法は?
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メモ この使用例の数式は、配列数式として入力する必要があります。この使用例を新規のワークシートにコピーして、セル範囲 C2:C4 を選択します。次に、F2 キーを押し、Ctrl キーと Shift キーを押しながら Enter キーを押します。
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