FIXED 関数
適用対象: Microsoft Excel 2010, Excel Web App, SharePoint Online for enterprises, SharePoint Online for professionals and small businesses
説明
数値を四捨五入し、ピリオド (.) とコンマ (,) を使って書式設定した文字列に変換します。
書式
FIXED(数値, [桁数], [桁区切り])
- 数値 必須です。四捨五入して文字列に変換する数値を指定します。
- 桁数 オプションです。小数点以下の桁数を指定します。
- 桁区切り オプションです。計算結果をコンマ (,) で桁区切りするかどうかを、論理値で指定します。TRUE を指定すると、桁区切りは行われません。
解説
- Excel で扱うことができる数値の最大有効桁数は 15 桁ですが、桁数には 127 までの整数を指定することができます。
- 桁数に負の数を指定すると、数値は小数点の左側 (整数部分) の指定した桁 (-1 ならば 1 の位) で四捨五入されます。
- 桁数を省略すると、2 を指定したと見なされます。
- 桁区切りに FALSE を指定するか省略すると、コンマで桁区切りされた文字列が返されます。
- コマンド ([ホーム] タブの [数値] で [表示形式] の横の矢印をクリックし、[数値] をクリックします) を使用して数値の書式を設定すると、表示が変わるだけで文字列には変換されません。FIXED 関数を使用すると、計算結果は数値ではなく文字列となります。一方、[セル] を使用して数値の表示書式を設定すると、表示が変わるだけで文字列には変換されません。
使用例
使用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。
その方法は?
Weblioに収録されているすべての辞書からfixed関数を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

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