X-Menで得た名声
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 21:44 UTC 版)
1989年、リーは『アンキャニィ・X-メン』(Uncanny X-Men) #248でレギュラーのペンシラー、マーク・シルヴェストリの代理を務め、#256から#258までゲスト参加、シルヴェストリが去った#267くらいから段々とシリーズの常任アーティストとなっていった。『アンキャニィ・X-メン』では、リーは後に長年の共同制作者となったインカー、スコット・ウィリアムズと当初から仕事をしている。 1991年、リーは、単に『X-メン』と呼ばれる事になった、X-メンの第2シリーズを長年X-メンを手がけてきたクリス・クレアモントと共に、共同作家として手がけた。彼らはガンビットことレミー・ルボーを作り出した。リーはまた、X-メンのすべての世代の読者がキャラクターのイメージとして認知している、サイクロップス、ジーン・グレイ、ローグ、サイロックそしてストームなどの新しいユニフォームをデザインした。また、彼はジョン・バーンと共に、オメガ・レッドのキャラクターを共同作成した。X-メンの#1は、リーが複数種類(俗に言うA〜Eカバー)の表紙のイラストを描く事で、ファンが重複して購入しているとはいえ800万部の部数を売り上げた。 しかしながらリーは難しいハードルへと進む事になった。クレアモントは、キャラクターやストーリーラインに対する2人のビジョンの違いから共に仕事をするのは難しいと思い始める。X-メンにおいて、意見の食い違いがこの先長引く事が予想されたため、結局マーベルの編集者ボブ・ハラスは、空前の人気を誇ったリーを支持し、クレアモントは第3弾の新X-メンシリーズを去る事になった。にもかかわらず、リーとクレアモントは、その後も別のプロジェクトで一緒に仕事をしている。クレアモントとリーは1995年のウィザード・マガジンで共同インタビューも受けている。
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