X-45B/C
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 22:31 UTC 版)
「X-45 (航空機)」の記事における「X-45B/C」の解説
X-45Bは燃料を増やすためにより大きくデザインされ、さらに攻撃範囲を3倍に拡大するためにX-45Cがデザインされた。機首から翼端までが直線的な新しいデザインによって翼面積が増大し、ステルス爆撃機B-2スピリットに似たデザインとなった。3機の開発が予定されたX-45Cの1号機は2006年に完成の予定、2007年初めに飛行デモンストレーションを行う予定であった。2010年までに、ボーイング社はKC-135による自律的な空中給油を完成させることを希望しており、さまざまなエアショーでX-45Cのモックアップを披露していた。 X-45C計画は、2004年9月、DARPAから3機の開発とテストのために7億6700万ドルを受け取った。また2005年7月には自律的空中給油技術のために1億7500万ドルを受け取った。 2006年3月2日、アメリカ空軍はX-45計画の中止を決定した。引き続きボーイング社はアメリカ海軍無人戦闘攻撃機開発計画の実証機に当機を提案していたが、これはノースロップ・グラマンX-47の前に敗れることとなった。
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