WiBroに関する誤解
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 05:47 UTC 版)
「WiBro」の記事における「WiBroに関する誤解」の解説
韓国ではマスコミによって、WiMAXのサブセットに過ぎないWiBroがあたかも韓国の独自技術に基づく規格であり、なおかつその規格がモバイルWiMAXとして採用されたかのように伝えられているが、Wibroの基礎となっている規格はあくまでもWiMAXであり、主要な技術もWiMAXで規定されたものを利用している。よってWiBroが完全な独自開発による規格という主張には無理がある。[要検証 – ノート] ただし、同様にWiMAX(IEEE 802.16-2004)からの派生として生まれたモバイルWiMAXが、その規格策定初期の段階においてWiBroフォーラム参加企業が開発しWiBroに組み込んだ技術を取り込んだのは事実である。 2008年以降に世界中で導入が進んでいるモバイルWiMAXはwave2であり、韓国でサービス提供中のWiBro(wave1)世代よりも通信速度等が大幅に向上している。また、WiMAXフォーラムではモバイルWiMAXでの国際ローミングを考慮して、共通周波数帯として2.5G/3.5G/5.8GHz帯の3波を推奨しているが、韓国は先に2.3-2.4GHz帯での商用サービスを開始し、周波数以外の技術仕様にも互換性がなかったため、モバイルWiMAXを利用した国際ローミングを実現する場合には韓国だけがその対象から外れてしまう可能性があった。 2010年8月15日、WiBroのサービスを行っているKTは、WiBroの次世代サービスとして、モバイルWiMAX wave2に準拠したサービス(サービス名称は「WiBro」のまま)を開始すると発表した。
※この「WiBroに関する誤解」の解説は、「WiBro」の解説の一部です。
「WiBroに関する誤解」を含む「WiBro」の記事については、「WiBro」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書からWiBroに関する誤解を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からWiBroに関する誤解を検索
- WiBroに関する誤解のページへのリンク