Vivir
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 05:58 UTC 版)
「エンリケ・イグレシアス」の記事における「Vivir」の解説
1997年、イグレシアスは『Vivir』(“生きること” 邦題:『ヴィヴィール』)で再び成功を収める。この年英語で歌うスーパースター達並みのセールスを記録する。イギリスのデュオ、ヤズーの『Only You』のスペイン語カバー曲『Solo en Tí』も収録されている。 大規模なアリーナやスタジアムを使うことにこだわり、同年夏にイグレシアスは、エルトン・ジョン、ブルース・スプリングスティーン、ビリー・ジョエルのサイドマンを引き連れて、チケットが売り切れとなった16カ国で演奏した。ツアーはテキサス州オデッサを皮切りに、メキシコシティの世界最大の闘牛場プラサ・デ・トロス・メヒコ (Plaza de toros México)で三夜連続、アルゼンチンのエスタディオ川プレートで13万人を相手に二夜、アメリカ合衆国内では19のアリーナで公演している。このツアーは当時としては英語以外のショーでは最大級とされた。『Vivir』からはシングル・リリースされた6曲のうち『Enamorado por Primera Vez』、『Solo en Tí』、『Miente』の3曲がラテン・シングルのチャートや、スペイン語圏の国々でも1位に輝いた。アメリカン・ミュージック・アワードに新設された人気ラテン・アーティスト部門に ルイス・ミゲルや父のフリオ・イグレシアスとともにノミネートされた。この賞を得られなかったらフリオ・イグレシアスは怒って退席してしまうだろうといわれており、結局フリオが受賞し、エンリケは賞をもらえなかったが授賞式で『Lluvia Cae』を歌う機会を与えられた。
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