U字防潮堤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 08:41 UTC 版)
「マンハッタン・ウォーターフロント・グリーンウェイ」の記事における「U字防潮堤」の解説
このグリーンウェイの南側1/3、西57丁目から東42丁目までの区間に新しく防潮堤を建てる計画がある。この区間はマンハッタン島の南側に沿って地理的にU字型をしており、多くの特徴を備えている。サウス・ストリート上を走るFDRドライブの高架の下には天井から防御壁を吊るし、嵐の際には道路の上に降ろされ堤防となる仕組みが考えられている。"バッテリー土手" (Battery Berm) がバッテリー・パークに築かれ、海事博物館が以前の沿岸警備隊の建物 (United States Coast Guard Battery Building) にオープンする予定となっている。Rebuild by Designによる提案にはハンツ・ポイント (en) とスタテン・アイランドにおける防潮堤の建設も含まれている。この提案の第一段では、ロウアー・イースト・サイドのモンゴメリー・ストリート (Montgomery Street) と東13丁目の間に"ブリッジング土手" (The Bridging Berm) という名の全長2.19-マイル (4 km)の防潮堤が$335ミリオンで建設される。防潮堤に加えて、土手の上の自転車道と歩道、ボートや釣り用の埠頭、現在のスポーツ場へかけての坂道、ADAバリアフリーとなるFDRドライブに架かる歩道橋のスロープが整備される計画となっている。建築材料は、スラリー壁 (slurry wall)、コンクリート・ブロック、圧縮盛り土、粘土の覆い、表土、そして耐塩性の造園などである。このプロジェクトの総費用は$3.5ビリオン以上となる。
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