TypedReference.MakeTypedReference メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

TypedReference.MakeTypedReference メソッド

指定したオブジェクトとフィールド記述の一覧によって示されるフィールドの TypedReference を作成します。

このメソッドは、CLS に準拠していません。  

名前空間: System
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

<CLSCompliantAttribute(False)> _
Public Shared Function MakeTypedReference
 ( _
    target As Object, _
    flds As FieldInfo() _
) As TypedReference

Visual Basic (使用法)

Dim target As Object
Dim flds As FieldInfo()
Dim returnValue As TypedReference

returnValue = TypedReference.MakeTypedReference(target, flds)

C#

[CLSCompliantAttribute(false)] 
public static TypedReference MakeTypedReference
 (
    Object target,
    FieldInfo[] flds
)

C++

[CLSCompliantAttribute(false)] 
public:
static TypedReference MakeTypedReference (
    Object^ target, 
    array<FieldInfo^>^ flds
)

J#

/** @attribute CLSCompliantAttribute(false) */ 
public static TypedReference MakeTypedReference
 (
    Object target, 
    FieldInfo[] flds
)

JScript

CLSCompliantAttribute(false) 
public static function MakeTypedReference
 (
    target : Object, 
    flds : FieldInfo[]
) : TypedReference

パラメータ

target

flds の最初の要素で記述されるフィールドを格納したオブジェクト。

flds

各要素が次の要素で記述されるフィールドを格納したフィールドを記述する、フィールド記述のリスト。記述対象の各フィールドは、値型にする必要があります。フィールド記述は、型システムで提供される RuntimeFieldInfo オブジェクトであることが必要です。

戻り値
flds の最後の要素で記述されるフィールドの TypedReference。

例外

例外の種類	条件
ArgumentNullException	target または flds が null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。 または flds の要素が null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。
ArgumentException	flds 配列に要素がありません。 または flds の要素が RuntimeFieldInfo ではありません。 または flds の要素の IsInitOnly プロパティか IsStatic プロパティが true ではありません。
MissingMemberException	パラメータ target に、flds の最初の要素で記述されるフィールドが含まれていません。または、flds の要素が、flds の次の要素で記述されるフィールドに含まれていないフィールドを記述しています。 または flds の要素で記述されるフィールドが値型ではありません。

解説

MakeTypedReference メソッドは、いくつかのターミナル フィールドに対する型指定された参照を返します。ここで、target パラメータには、flds の最初の要素で記述されるフィールドが含まれ、flds の最初の要素で記述されるフィールドには、flds の 2 番目の要素で記述されるフィールドが含まれます。以下、ターミナル フィールドに到達するまで、同様の構造が続きます。

RuntimeFieldInfo など、ランタイム型システム オブジェクトの詳細については、「リフレクションのランタイム型」を参照してください。

.NET Framework のセキュリティ

• ReflectionPermission  (参照できない型メンバに対する操作に必要なアクセス許可)。ReflectionPermissionFlag.MemberAccess (関連する列挙体)

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
TypedReference 構造体
TypedReference メンバ
System 名前空間