Trichlorosilaneとは? わかりやすく解説

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トリクロロシラン


トリクロロシラン

分子式Cl3HSi
その他の名称シリコクロロホルム、Silicochloroform、Trichlorosilane、三塩シランSilane trichloride
体系名:トリクロロシラン


トリクロロシラン

(Trichlorosilane から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/16 17:51 UTC 版)

トリクロロシラン
識別情報
CAS登録番号 10025-78-2 
EC番号 233-042-5
国連/北米番号 1295
RTECS番号 VV5950000
特性
化学式 HCl3Si
モル質量 135.45 g/mol
外観 無色液体
密度 1.342 kg/m3
融点

-126.6 ℃

沸点

31.8 ℃

への溶解度 水と反応
危険性
安全データシート(外部リンク) ICSC 0591
NFPA 704
4
3
2
W
Rフレーズ R12, R14, R17, R20/22, R29, R35
Sフレーズ (S2), S7/9, S16, S26, S36/37/39, S43, S45
引火点 -27 ℃
発火点 185 ℃
爆発限界 1.2–90.5%
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

トリクロロシラン: trichlorosilane)は、ケイ素塩素水素から成る無機化合物で、分子式は HSiCl3 と表される。高温で熱分解を起こして単体ケイ素に変わる性質から、半導体工業において高純度ケイ素の主原料として利用される[1]。水と触れると速やかに分解してシリコーンのポリマーおよび塩化水素となる[1]。反応性が高く入手が容易であることから、有機ケイ素化合物の原料ともされる[1]

製造

工業的には、トリクロロシランは塩化水素のガスを 300 ℃ でケイ素の粉末に吹き付けて製造する[1]。下式のように、トリクロロシランとともに水素が生じる[1]



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