TNGのオブライエン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 07:47 UTC 版)
「マイルズ・オブライエン」の記事における「TNGのオブライエン」の解説
初登場は新スタートレック(TNG)のパイロット(赤服の少尉)としてだった。その後、第1シーズンではパイロット版以降に一度登場しただけである(第7話「姿なき宇宙人」)が、第2シーズン以降で一気に出番が増え、しかも、ウォーフの飛翔の儀式にはジョーディ・ラフォージ、データ、ドクターキャサリン・ポラスキー(第2シーズンのみのレギュラー)、そしてウェスリー・クラッシャーらと共に立ち会ったほどであり、この時点でウォーフと親しかったようである(第2シーズン第14話「イカルス伝説」)。 ただし、登場する度に階級がまちまちで(ライカーに「大尉」と呼ばれたこともある)、ファーストネームが明かされたのもようやく第4シーズンになってからである。結局、役職は転送主任、階級は兵曹長として落ち着いた。オブライエンはUSSラトリッジという艦でカーデシア戦争を戦っていた経歴の持ち主であるが宇宙艦隊アカデミーの卒業生ではないため、「大尉」という階級は一時的なものであった、という解釈になっている。転送装置に詳しく、難しい転送を何度も成功させている。ライカーの父親カイルがエンタープライズを訪れた際、中佐のライカーと准尉のオブライエンが階級を越えて友人のように親しげに話しており、ライカーの相談に乗ったりもしている。 オブライエンという姓がアイルランド系なので、オデルという人物に「あんたもアイルランド系だねぇ?」と突っ込まれた事がある(第2シーズン第18話「新たなる息吹」)。実は『スタートレック』シリーズに登場する主なキャラクターの中でアイルランド出身とされているのはオブライエンのみである(スコッティはスコットランド出身)。 科学(植物)調査の為にエンタープライズに乗艦していた植物学者、日本人(熊本に祖母がいることが確認されている)のケイコ・イシカワと交際するようになり、ピカード以下クルーが見守る中、エンタープライズ艦内で結婚式を挙げる。2人にはやがて、モリーという娘を授かる。
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