THeMISとは? わかりやすく解説

テミス【Themis】

読み方:てみす

《掟の意》ギリシャ神話で、法の女神ウラノスガイアの娘で、ゼウス二度目の妻。また、予言女神で、デルフォイ神託所をもち、アポロンにその術を授けた


テミス 【Themis】

ギリシア神話で、秩序正義司る女神。名は〈定められたもの。掟〉の意。ウラノス(天)とガイア(地)の娘で、ゼウス二番目の妻。予言の術をもち、それをアポロン伝授した

Themis

名前 テミス

テミス (人工衛星)

(THeMIS から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/25 20:48 UTC 版)

THEMIS(衛星軌道上)

THEMIS(テミス)は、アメリカ航空宇宙局 (NASA) の観測衛星。サブストーム(オーロラ嵐)の引き金となる現象を調べる。名称は Time History of Events and Macroscale Interactions during Substorms頭字語

地球磁気圏内に散らばった5機の衛星群が、サブストームの開始位置とその引き金となる過程を調査する。また、衛星軌道上での観測と共に北アメリカ20カ所の基地からオーロラを観測する。5機の衛星のうち、地球磁気圏で観測を続けているのは3機である。残りの2機は、の近くの軌道に移され ARTEMIS(アルテミス; Acceleration, Reconnection, Turbulence and Electrodynamics of the Moon’s Interaction with the Sun)と改称された。

衛星はSwales Aerospaceにより製造された。地上基地の業務は、カリフォルニア大学バークレー校宇宙科学研究所(Space Sciences Laboratory)が担当している。

打ち上げ

THEMIS, atop a Delta II 7925 rocket, at LC-17B, Cape Canaveral.
THEMISの打ち上げ

2007年2月17日23:01:00 UTC (18:01 EST) SpaceFlight Nowケープカナベラル空軍基地第17番発射台からデルタIIロケットによって打ち上げられた。なお、打ち上げ予定は4回に渡って延期されている。

  • 2006年10月19日:デルタIIロケットの準備により延期(太陽観測衛星STEREOの打ち上げにも影響した)
  • 2007年2月13日:燃料補給により延期
  • 2007年2月15日:24時間延期
  • 2007年2月16日:高度の気流の為に延期

搭載観測装置

  • Instrument Data Processing Unit (IDPU)
  • Electric Field Instruments (EFI)
  • Flux Gate Magnetometer (FGM)
  • Search Coil Magnetometers (SCM)
  • Electrostatic analyzer|Electrostatic Analyzer (ESA)
  • Solid State Telescope (SST)

地上観測装置

  • Ground-Based All-Sky Imager (ASI) Array
  • Ground-Based Magnetometer (GMAG) Array

参考文献

関連項目

外部リンク



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