TE7形(ТЭ7)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/24 11:10 UTC 版)
「ソ連運輸省TE3形ディーゼル機関車」の記事における「TE7形(ТЭ7)」の解説
TE3形を基に開発された旅客用ディーゼル機関車。歯車比が2.54(66:26)に変更され、最高速度が140km/hに、平均速度が35km/hに向上した。また運転台窓が屋根方向に大きくなっており、以降製造されたTE3形も同様のデザインに変更された。 1956年にハリコフ機関車工場で最初の車両が製造された後、翌1957年から営業運転を開始し、ルハンシクディーゼル機関車工場製車両も含め1964年までに2両編成85本が導入された。モスクワ - レニングラード、モスクワ - キエフ間など主要幹線の旅客列車牽引に用いられ、それらの路線が電化されて以降は現在のウクライナやベラルーシにあたる地域へ転属した。2019年現在、TE7-013が十月鉄道博物館(ロシア語版)に保存されている。
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