Sketches No.1とは? わかりやすく解説

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山本 雅一:スケッチ 第1集

英語表記/番号出版情報
山本 雅一スケッチ 第1集Sketches No.1作曲年2001-2003年 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 抗えない音 2分00 No Image
2 湖面香り 2分40 No Image
3 白い道 1分00 No Image
4 宿る大気 2分30秒 No Image
5 回転木馬見たもの 1分50 No Image

作品解説

執筆者: 山本 雅一

特にどこかで発表するという予定があるわけでもなく、純粋に(?)書かれたものである。だから、おそらくその時一番書きたいものを書きたいように書いている・・・つもりである。そしてこれから書き溜めいければ思っている。各曲余りにも短く断片的である。強いて言えばこれらは一種自画像という面も含められるであろう
1.抗えない音/定速で鳴らされる右手の音型に伴って左手旋律が歌う。それは次第に自由を求めかのように即興的になっていくが、結局また右手の音型に誘われるように吸い込まれ消えていく。
2.湖面香りの中の湖とそこに映る月、そして星空といったイメージ柔らかい光に照らされて湖は一層美しく神秘的な輝き放つひたすら静かな夜がそこにはある。
3.白い道/漂う様なワルツ暖かい午後にまどろむ様な。尚、この曲は拙作Arcadia電子音作品)において引用されている。
4.宿る大気題名あるように、この曲はあるの中の情景描写している。立ち入るとややがかっており、揺れる様、小動物ざわめき、そしてどこからか切なげな歌が聞こえてくる。それらは次第静寂に溶け込んでいくが、やがて夢から覚めるように最初情景戻ってくる。
5.回転木馬見たもの/メリーゴーランド小さな旅をさせてくれる。色々な景色見せてくれたり、楽しげ音楽を聴かせてくれたりする。それは自分だけのための夢のような世界である。しかし木馬が同じ場所に戻ってきた時、不思議その時景色見え方変わっていたりするのだ。幼い頃見ていたもの年を重ねるにつれて見え方変わってくるように。それでも木馬回り続ける。それは淡々とした日々過ごしている私たちそのもの象徴しているように思えてくるのである




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