SettingsPropertyValue.SerializedValue プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

SettingsPropertyValue.SerializedValue プロパティ

メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

SettingsProperty オブジェクトのシリアル化された値を取得または設定します。

名前空間: System.Configuration
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Property SerializedValue As
 Object

Visual Basic (使用法)

Dim instance As SettingsPropertyValue
Dim value As Object

value = instance.SerializedValue

instance.SerializedValue = value

C#

public Object SerializedValue { get; set;
 }

C++

public:
property Object^ SerializedValue {
    Object^ get ();
    void set (Object^ value);
}

J#

/** @property */
public Object get_SerializedValue ()

/** @property */
public void set_SerializedValue (Object value)

JScript

public function get SerializedValue
 () : Object

public function set SerializedValue
 (value : Object)

プロパティ値
SettingsProperty オブジェクトのシリアル化された値。

例外

例外の種類	条件
ArgumentException	プロパティのシリアル化オプションで文字列の型コンバータを使用するように示されていますが、型コンバータが使用できませんでした。

解説

最後にSerializedValue が呼び出された後に PropertyValue プロパティが変更されたことが SettingsPropertyValue インスタンスによって検出されると、PropertyValue プロパティはシリアル化された表現に変換されます。使用される特定のシリアル化方式は、SettingsPropertyValue インスタンスに関連付けられている SettingsProperty インスタンスの SerializeAs プロパティで定義されます。現在サポートされているシリアル化オプションは、オブジェクトから文字列への文字列型コンバータを使用した変換、XmlSerializer を使用したシリアル化、またはバイナリのシリアル化です。

シリアル化処理中に、基になるシリアライザから例外がスローされることがあります。

このプロパティの取得側または設定側を呼び出すには、直前の呼び出し元コードに SerializationFormatter アクセス許可 (SecurityPermission の一部として使用できるアクセス許可の 1 つ) が必要です。このアクセス許可は、LinkDemand 列挙値を使用して適用されます。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
SettingsPropertyValue クラス
SettingsPropertyValue メンバ
System.Configuration 名前空間
その他の技術情報
Demand と LinkDemand