SU-76以前の試作自走砲とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > SU-76以前の試作自走砲の意味・解説 

SU-76以前の試作自走砲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 23:30 UTC 版)

SU-76 (自走砲)」の記事における「SU-76以前の試作自走砲」の解説

OSA-76(OSU-76) GAZゴーリキー自動車工場)により提案された軽自走砲。T-60軽戦車車台前後逆にして、装甲厚6mmの戦闘室に76.2mm ZiS-3師団砲(野砲)の車載型であるZiS-3Shを搭載した量産化検討されたが、車体小さすぎ安定性を欠くなど問題もあり、試作止まり終わっている。他にもT-60改造自走砲としては、これを鹵獲したルーマニア軍による、F-22師団砲を搭載したものが別に存在し実戦投入された。 ZiS-3Sh搭載第37工場製自走砲 T-60軽戦車コンポーネント流用して試作された、SU-76直系始祖といえる車輌軽戦車より延長され車台6組転輪全体車体レイアウト二つエンジン武装としてZiS-3Shといった、外見上の特徴この段階でできあがっていたが、戦闘上面装甲覆われ密閉式であった本車開発され直後1942年初夏以降製造元の第37工場のあるスターリングラード方面戦局悪化軽戦車生産優先するために開発中断された。 U-31 UZTM(ウラル重機製造工場)で開発された、T-40軽戦車ベースZiS-5榴弾砲搭載した試作自走砲。UTZMが自走砲開発から外され開発データは第38工場譲渡された。 SU-71 GAZ試作した、T-60とT-70コンポーネント用いたZiS-3Sh搭載自走砲戦闘室はオープントップで、外見量産型SU-76似ているが、操縦席左よりになっている同時期に開発されていたSU-12採用され量産されずに終わった

※この「SU-76以前の試作自走砲」の解説は、「SU-76 (自走砲)」の解説の一部です。
「SU-76以前の試作自走砲」を含む「SU-76 (自走砲)」の記事については、「SU-76 (自走砲)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「SU-76以前の試作自走砲」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「SU-76以前の試作自走砲」の関連用語

SU-76以前の試作自走砲のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



SU-76以前の試作自走砲のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのSU-76 (自走砲) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS