START FOR 夢スタジアム HIROSHIMA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 07:38 UTC 版)
「広島のサッカースタジアム構想」の記事における「START FOR 夢スタジアム HIROSHIMA」の解説
2009年4月、MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島が開場。次はサッカースタジアム建設を、という声がサポーターのみならず政財界の中でも挙がる様になった。同年10月、この流れを受けて2006年以降止まっていたスタジアム推進プロジェクトが再立ち上げした。前回検討時と経済状況や土地行政などが変わったこともあり、一度白紙に戻して改めて検討しなおすこととなった。 2011年1月から、県サッカー協会を中心に建設要望のための署名活動を開始した。 2012年8月、県サッカー協会(会長小城得達)・サンフレ(社長本谷祐一)・サンフレ後援会(会長加藤義明、兼県体育協会会長)の3者は連名で、県(知事湯崎英彦)・市(市長松井一實)に対し、スタジアム建設要望書を提出した。また同3団体は「START FOR 夢スタジアム HIROSHIMA」をキャッチフレーズに、全国的な署名活動やシンポジウム開催など積極的な広報活動を開始した。これら活発な活動開始の背景には、2012年のJリーグでのサンフレ優勝に加え、2013年から始まる「Jリーグクラブライセンス制度」に対応しなければならなくなったことが大きい。なお、『スタジアム建設に関する署名』は2013年1月21日現在で37万0579件集まり、同日に県および市に提出、更に署名を募っている。 これらを受けて、湯崎県知事・松井市長および深山英樹広島商工会議所会頭(兼広島ガス会長) は、サッカースタジアム建設に向けて前向きな発言をし論議を進めることを約束した。 2013年3月現在で、実質的に候補地として絞られつつあるのは以下の3地区。 西区観音地区上記の広島スタジアム改修案に加え、広島西飛行場廃港に伴いその跡地も候補地となった。ただ交通アクセスの問題から、のちに没案となった。 中区広島中央公園敷地内(旧市民球場も含む)上記の旧市民球場跡地に加え、その北側の中央公園芝生広場も候補地として挙がっている。 南区宇品出島地区2012年8月、広島経済同友会は県および市に対して建設要望書を提出した。この中で、広島南道路(出島出入口・宇品出入口)および広島電鉄宇品線に加え路線バスと交通網が発達していることに加え、土地開発が未発達なため駐車場が確保できることから、宇品出島地区を候補地として、また商業施設との複合施設化したスタジアムの建設を提案した。 その後、県サッカー協会とサンフレッチェ、サンフレッチェ後援会は旧広島市民球場跡地をサッカースタジアム建設のための候補地として建設の実現に取り組むことを表明している。
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