R5x系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 05:02 UTC 版)
「ThinkPad R」の記事における「R5x系」の解説
ThinkPad R5x系はハードディスク・アクティブプロテクション・システム、ウルトラベイ・エンハンスドなどによりリニューアルした機種。スタンダードビジネスモバイルとしての一面と、T4x系が持たないIEEE 1394ポート(DV端子として利用可能)を搭載するなど、コンシューマ機に通じる一面を持つ。 CPUファン、各ポートの位置、バッテリーの種類などがT4X系統と同じで、マザーボードの設計を流用している。画面サイズは14.1インチと15インチの二種類があるが、マザーボードの設計は共通で、15インチモデルはHDDキャディーとベイ部分の追加基盤で左右方向の寸法を拡幅している。 リーズナブルな価格を前面に押し出すRシリーズにおいて、R5x系では低価格と高性能の両立が実現されている。 同じR5x系の中でも製品番号の後ろにアルファベットの「e」が付くものはスタンダードモデルで、「e」が付かないものはスタンダード拡張モデルと分類され、より多くのユーザーのニーズに対応できる製品となった。 「e」モデルとスタンダード拡張モデルの主な違いは、底面のドッキングポートの省略と、ウルトラベイ・エンハンスド・デバイスのホットスワップが出来ない事などである。(ベイ自体はウルトラベイ・エンハンスドで、分解してのデバイスの交換は可能。) ラインナップ R50e, R50, R50p, R51 (Pentium M/Celeron M、855PM/855GMチップセット) R51e, (Celeron M、ATI RADEON Xpress 200Mチップセット) R52 (Pentium M、915GM Expressチップセット)
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