Pseudopicea節
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 15:06 UTC 版)
主にヒマラヤ周辺に分布pseudopiceaは「トウヒによく似た」の意味 Abies delavayi インドシナ半島から中国南部にかけての標高3000-4000mの高山地帯に分布。樹高は最大40mに達すると言われるが、高山種であるために10mに満たないことも多いという。種小名はフランス人植物学者Père Jean Marie Delavayに由来。 Abies fabri 中国四川省の高地に局地的に分布。 ウンナンシラベAbies forrestii 中国西部、四川省からチベット、雲南省にかけての高原地帯に分布。中国名は川滇(さんずいに真)冷杉や毛枝冷杉。種小名は雲南地区を探検したイギリス人植物学者ジョージ・フォレスト(George Forrest)に因む。 Abies densa ヒマラヤ地域東部、ブータン、ネパール、インド北部の高所に分布。樹高は最大40m時に60mに達する。 Abies spectabilis ヒマラヤ地域、チベットからアフガニスタンまで分布。 Abies fargesii 中国西部に分布。中国名は巴山冷杉や太白冷杉。種小名はフランス人植物学者Paul Guillaume Farges(1844-1912)に因む。 Abies fanjingshanensis Abies yuanbaoshanensis Abies squamata 中国西部、チベット高原の標高3000-4500mに分布。中国名は鱗皮冷杉。種小名squamataは「鱗片のある」の意味。
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