OpCodes.Shl フィールド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

OpCodes.Shl フィールド

整数値を指定したビット数だけ、0 を使用して左にシフトし、結果を評価スタックにプッシュします。

名前空間: System.Reflection.Emit
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Shared ReadOnly Shl
 As OpCode

Visual Basic (使用法)

Dim value As OpCode

value = OpCodes.Shl

C#

public static readonly OpCode Shl

C++

public:
static initonly OpCode Shl

J#

public static final OpCode Shl

JScript

public static final var
 Shl : OpCode

解説

命令の 16 進数の形式、MSIL (Microsoft Intermediate Language) アセンブリ形式、および簡単な説明の一覧を次の表に示します。

形式	アセンブリ形式	説明
62	shl	整数を左にシフトします (0 でシフト)。

スタックの遷移動作を順番に示すと、次のようになります。

1. 値がスタックにプッシュされます。

2. シフトするビット数がスタックにプッシュされます。

3. シフトするビット数と値がスタックからポップされます。この値は、指定したビット数だけ左にシフトされます。

4. 結果がスタックにプッシュされます。

shl 命令は、値 (int32、int64、または natural int の各型) を指定したビット数だけ左にシフトします。ビット数は、int32 型または natural int 型の値です。シフトするビット数が、提供された値の幅 (ビット単位) 以上である場合、戻り値は指定されません。

Shl は、各シフトについて最下位の位置に 0 ビットを挿入します。

shl オペコードを使用できる Emit メソッド オーバーロードを次に示します。

• ILGenerator.Emit(OpCode)

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
OpCodes クラス
OpCodes メンバ
System.Reflection.Emit 名前空間