OneXFlyとは? わかりやすく解説

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OneXFly

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/25 15:27 UTC 版)

OneXFly
東京ゲームショウ2023 での展示されている
OneXFly
製造元 One-Netbook
種別 携帯型ゲーミングPC / ハンドヘルドPC / Ultra-mobile PC
世代 第8世代 / 第9世代携帯型ゲーム機
発売日 2023年10月14日 (22か月前) (2023-10-14)
F1 Pro
2025年1月10日 (7か月前) (2025-01-10)
OS Windows 11 Home
CPU AMD Ryzen 7 7840U
F1 Pro
AMD Ryzen 7 8840U, Ryzen AI 9 365, HX 370
メモリ 16 / 32 / 64 GB LPDDR5X RAM (7500Mhz)
F1 Pro
32 / 64 GB LPDDR5X RAM (7500MHz)
ストレージ 1 / 2TB PCle 4.0 SSD, microSDスロット
F1 Pro
1 / 2 / 4TB PCle 4.0 SSD, microSDスロット
ディスプレイ 7" 1920x1080, FHD 16:9, 120Hz, 315ppi, 10点マルチタッチサポート
F1 Pro
7" 1920x1080, FHD 16:9, 144Hz OLEDパネル, 315ppi, 10点マルチタッチサポート
グラフィック AMD Radeon 780M
F1 Pro
AMD Radeon 890M
コントローラ入力 D-pad, 4 face action buttons, 2 shoulder buttons, 2 analog sticks
外部接続 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4 & 5 & 6GHz), Bluetooth 5.2 , USB 3.2 Gen1 Type A x1, USB4 Type-C x2, headset port.
重量 590g
F1 Pro
599g
関連商品 OneXPlayer 2, OneXPlayer X1 Pro, OneXPlayer G1
ウェブサイト www.onexplayer.online/onexfly (日本語)

OneXFlyは、Windows 11をベースに作られたx86ハンドヘルドPC携帯型ゲーミングPC)。中華人民共和国の企業、One-Netbookによって製造・開発された。日本での販売代理店は株式会社テックワン[1]

同機の上位機種である、OneXFly F1 Proも同記事に記述する。

概要

従来機と異なり、ASUS ROG Ally (608g)より軽い筐体を目指して開発しており、580gを目標に設計されている。軽い筐体である一方、バッテリ容量は48Whと従来機よりも多くなっている[1]。筐体は武蔵塗料による高品質塗装を採用し、抗菌加工も施している[1]

CPUにRyzen 7 7840U、メモリにLPDDR5X 32GBを標準搭載し、AAAゲームタイトルでも快適にプレイできることを謳う。ディスプレイは7型の1,920×1,080でポートレート液晶であり、120Hz表示も対応する[1]。また、7型液晶搭載を同じく搭載する ONEXPLAYER Miniシリーズとは異なり、16:10ではなく16:9の液晶となったことでゲームにフォーカスしている[2]。ファンはシングルだが、大口径ファンを採用することで静音化に貢献している[1]

HARMAN AudioEFXがオーディオをチューニングしており、付属する管理ツール「OneXConsole」では、TDP/ファン/画面解像度の変更/ジョイスティック/マクロ設定/VRAMの変更、FPSの固定が設定できる[1]

2023年7月31日にIndiegogoで8月11日からクラウドファンディングを開始すると発表した[3]。株式会社テックワンは、OneXFlyの発売日を2023年9月15日に発表し、同年10月14日に発売された[2]

OneXFly F1 Pro

OneXFly F1 Proは、OneXFlyの上位機種である。

CPUには、Ryzen AI 9 HX 395 / HX 370/ Ryzen 7 8840U、メモリは最大容量でLPDDR5X 64GBを搭載する。内蔵グラフィックにはRadeon 890Mを搭載する[4]。無印モデルとは異なり、ディスプレイは、有機ELへ変更され、リフレッシュレートは144Hzに向上した[4]。バッテリー容量は48.5Wh(12600mAh)で、パイパス充電に対応している。中国国内向けには、エヴァンゲリオンとコラボしたモデルも発表された[4]

サイバーパンク2077を用いた検証テストによると,Ryzen AI 9 370搭載モデルは60fps以上,Ryzen AI 9 365搭載モデルで,50台半ばから後半のフレームレートを実現した[5]

株式会社テックワンにて2024年12月20日から予約が開始され、2025年1月10日に発売された[4][5]

関連項目

参考文献

  1. ^ a b c d e f 株式会社インプレス (2023年6月30日). “ROG Allyより高スペックなのに小さくて軽い携帯型ゲーミングPC「ONEXFLY」”. PC Watch. 2025年8月7日閲覧。
  2. ^ a b 株式会社インプレス (2023年9月15日). “ROG Allyより高スペックで軽い「ONEXFLY」、10月14日国内発売”. PC Watch. 2025年8月7日閲覧。
  3. ^ Inc, Aetas. “携帯型ゲームPC「ONEXFLY」のクラウドファンディングが8月11日にスタート。739ドルから”. 4Gamer.net. 2025年8月7日閲覧。
  4. ^ a b c d 株式会社インプレス (2024年12月20日). “Ryzen AI 9と有機EL搭載の7型ポータブルゲーミングPC「OneXFly F1 Pro」”. PC Watch. 2025年8月7日閲覧。
  5. ^ a b Inc, Aetas. “7型有機ELディスプレイ&Ryzen AI 300搭載の携帯型ゲームPC「OneXFly F1 Pro」の国内予約がスタート”. 4Gamer.net. 2025年8月7日閲覧。

外部リンク




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