OdbcParameter.SourceColumnNullMapping プロパティ
メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。
ソース列が null 許容であるかどうかを示す値を設定または取得します。DbCommandBuilder は、これを使用することにより、null 許容の列に対する Update ステートメントを正しく生成できます。
名前空間: System.Data.Odbc
アセンブリ: System.Data (system.data.dll 内)
構文
Dim instance As OdbcParameter Dim value As Boolean value = instance.SourceColumnNullMapping instance.SourceColumnNullMapping = value
public: virtual property bool SourceColumnNullMapping { bool get () override; void set (bool value) override; }
/** @property */ public boolean get_SourceColumnNullMapping () /** @property */ public void set_SourceColumnNullMapping (boolean value)

DbCommandBuilder は、null 許容の列に対する更新コマンドを正しく生成するために、SourceColumnNullMapping を使用します。一般に、SourceColumnNullMapping を使用する機会は、DbCommandBuilder を継承する場合に限られます。
DbCommandBuilder は、ソース列が null 許容であるかどうかを判断するために、このプロパティを使用します。null 許容の場合、このプロパティは true に設定され、それ以外の場合は false に設定されます。DbCommandBuilder は、Update ステートメントを生成するとき、各パラメータについて SourceColumnNullMapping の値をチェックします。このプロパティが true の場合、DbCommandBuilder は次の例のように WHERE 句を生成します。このクエリ式において、"FieldName" はフィールド名を表します。
((@IsNull_FieldName = 1 AND FieldName IS NULL) OR (FieldName = @Original_FieldName))
フィールドの SourceColumnNullMapping が false の場合、DbCommandBuilder によって、次のような WHERE 句が生成されます。
FieldName = @OriginalFieldName
また、ソース フィールドに null が含まれる場合、@IsNull_FieldName には 1 が格納され、それ以外の場合は 0 が格納されます。これにより、SQL Server のパフォーマンスが最適化されるほか、複数のプロバイダで共通で使用できるコードの生成が可能となります。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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