クエリ式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/12 02:32 UTC 版)
SQLのような問い合わせ言語風の文法が取り入れられた。これはメソッド構文の構文糖となっている。
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クエリ式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 23:38 UTC 版)
LINQ をサポートするために、クエリ式が導入された。これは SQL の構文に類似しており、最終的に通常のメソッド呼び出しに変換されるものである。以下に例を示す: var passedStudents = from s in students where s.MathScore + s.MusicScore + s.EnglishScore > 200 select s.Name; 上のコードは以下のように変換される: var passedStudents = students .Where(s => s.MathScore + s.MusicScore + s.EnglishScore > 200) .Select(s => s.Name); C# 3.0で追加された構文の多くは式であるため、より巨大な式(当然クエリ式も含まれる)の一部として組み込むことができる。旧来複数の文に分けたり、作業用の変数を用意して記述していたコードを単独の式としてより簡潔に記述できる可能性がある。 出井秀行著の『実戦で役立つ C#プログラミングのイディオム/定石&パターン』(技術評論社、2017年)という書籍ではクエリ構文よりメソッド構文を推奨しており、クエリ構文ではLINQの全ての機能を使用できるわけではないこと、メソッド呼び出しは処理を連続して読める可読性があること、メソッド呼び出しであればMicrosoft Visual Studioの強力なインテリセンスが利用できることを理由に、著者はクエリ構文をほとんど使用していないと記している。
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