ネクスト‐イレブン【Next Eleven】
NEXT11
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/03 08:58 UTC 版)
NEXT11(ねくすといれぶん、Next Eleven、略称: N-11; "NEXT11"は日本独自表記)は、米投資銀行のゴールドマン・サックスおよびエコノミストのジム・オニールが研究論文において、BRICS諸国に次いで21世紀有数の経済大国に成長する高い潜在性があるとした11か国の総称である。具体的にはイラン、インドネシア、エジプト、トルコ、ナイジェリア、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ベトナム、メキシコ、大韓民国が挙げられた。2005年12月12日、同行は投資および将来成長への有望な前途でこれら主権国家を選出した。2011年末、NEXT11で最も傑出した4か国であるインドネシア、トルコ、メキシコ、大韓民国のみで、NEXT11全体のGDPのうち73%を計上した。BRICSとして提唱されたブラジル、ロシア、インド、中国のGDP合計は13.5兆米ドルであった一方、MINTとして提唱されたメキシコ、インドネシア、ナイジェリア、トルコのGDP合計は3.9兆米ドルでBRICのGDP合計のほぼ30%であった。[2]
- ^ a b c d e f g h i j k “Global Economics Paper No: 153”. 2009年3月5日閲覧。
- ^ “Indonesia negara jagoan masa depan”. 2012年8月9日閲覧。
- ^ Global Economics Paper 134 and Jim O'Neill, BRIMCs
- ^ 船橋洋一 『21世紀 地政学入門』 2016年第1刷発行 文藝春秋 19,20頁
- 1 NEXT11とは
- 2 NEXT11の概要
- 3 関連項目
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