NACCSの構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/26 03:04 UTC 版)
過去、NACCSには航空貨物を扱うAir-NACCS(エアーナックス)と、海上貨物を扱うSea-NACCS(シーナックス)の二種類があったが、現在は国土交通省が管理・運営していた港湾EDIシステムや経済産業省が管理・運営していたJETRASなどの関連省庁システムも取り込み、統合版NACCSが稼働している。 Air-NACCS 1978(昭和53)年8月より成田空港にて稼動。当初は輸入のみを対象にしていたが、1985(昭和60)年より輸出も行えるようになった。また、暫時システムの拡大と更改を繰り返し、現在は成田、関西、新千歳、仙台、羽田、名古屋、小松、広島、岡山及び福岡の10空港を含む37地区を対象としていた。 Sea-NACCS 1991(平成3)年10月より稼動。Air-NACCS同様にシステムの更改を図り、1999(平成11)年より全国の海港を対象地域とした。一部の機能で、国際的なEDI規格EDIFACTによる情報交換も可能であった。 NACCSは企業内システムとの電子データ交換(EDI)が可能なように構築されている。
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