MutexSecurity.RemoveAuditRule メソッド
メモ : このメソッドは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。
指定した規則と同じユーザー、および互換性のある継承フラグと反映フラグが指定された監査制御規則が検索されます。互換性のある規則が見つかると、指定した規則に含まれる権限がその規則から削除されます。
名前空間: System.Security.AccessControl
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文
Dim instance As MutexSecurity Dim rule As MutexAuditRule Dim returnValue As Boolean returnValue = instance.RemoveAuditRule(rule)


現在の MutexSecurity で、rule と同じユーザーが指定された監査規則が検索されます。そのような規則が見つからない場合は、何も行われません。メソッドは false を返します。一致する規則が見つかった場合は、規則の継承フラグおよび互換性フラグについて、rule で指定されたフラグとの互換性がチェックされます。互換性のある規則が見つからない場合は、何も行われません。メソッドは false を返します。互換性フラグを含む規則が見つかった場合、rule で指定された規則は互換性のある規則から削除され、メソッドは true を返します。rule が互換性のある規則に含まれていない権限を指定した場合、これらの権限に関する処理は実行されません。互換性のある規則からすべての権限が削除されると、現在の MutexSecurity オブジェクトから規則全体が削除されます。
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AccessRuleFactory メソッドで継承フラグと反映フラグを作成することによってミューテックスの監査規則にこれらのフラグを指定できますが、この方法はお勧めできません。継承と反映は、名前付きミューテックスに対して無効です。また、これらのフラグを指定することによって監査規則の保守が複雑になります。 |

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