M1907/M1909/M1910とは? わかりやすく解説

M1907/M1909/M1910

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 21:12 UTC 版)

コルトM1900」の記事における「M1907/M1909/M1910」の解説

M1905対すトライアルの結果による軍の改良要求対しコルト社は1907年9月にまずはM1905の5インチ銃身型にグリップセイフティとローディングインジケータ(薬室内に弾が装填されていることを外部に示す装置)追加したM1907(Colt Model 1907 U.S. Military Trials)を設計し同年10月より製造開始し翌年1908年3月200+7実用+予備製造され納入された。 1908年9月から10月にかけて行われた試験結果安全性操作性の面から問題多く指摘されアメリカ軍は「安全性操作性の面で更に改良したものを提示せよ」との決定下したコルト社は返納されたM1907改修加えたものを再度提出し、これを元に1909年にはスライドフレーム構造変更して強度を向上させ、銃身ロッキング機構を、バレル引下げリンクが2つあるパラレル・ルーラー・ロッキングから単一のリンクのみを持つ構造変更したM1909(Colt Model 1909)が23製造され試験用納入され、更に1910年2月にはM1909のグリップ角度84°から74°に変更したM1910(Colt Model 1910)が8製造され納入された。 M1910は最終的にはマニュアルセイフティを追加したモデル試作され、これが1911年トライアル最終選考サヴェージ社(英語版)のSavage Model1907(英語版)を抑え、"M1911(Automatic Pistol, Caliber .45, M1911)"として制式採用される。 詳細は「M1911」を参照 M1907/M1909/M1910はいずれ試験用少数製造されたのみだが、アメリカ軍試験後に払い下げ品として放出したものがごく少数民間市場流通しており、コレクターの間で高値取引されている。

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