LST-8_(戦車揚陸艦)とは? わかりやすく解説

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LST-8 (戦車揚陸艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/14 06:57 UTC 版)

LST-8
基本情報
建造所 ドラヴォ・コーポレーション
運用者  アメリカ海軍
 イギリス海軍
艦級 LST-1級戦車揚陸艦
艦歴
発注 1942年1月23日
起工 1942年7月26日
進水 1942年10月29日
除籍 1946年7月3日
最後 1943年3月23日にイギリス海軍で就役
1946年5月4日に退役、同年6月1日にアメリカ海軍へ返還
除籍後1947年12月5日に売却
要目
排水量 軽荷 :1,651トン
満載 :4,145トン
長さ 100メートル
15メートル
吃水 基準
船首 :0.71メートル
船尾 :2.29メートル
積載
船首 :2.49メートル
船尾 :4.29メートル
速力 12ノット
航続距離 9ノットで24,000海里
乗員 士官7名、兵員104名
搭載人員 士官16名、兵員147名
兵装 12ポンド対空複数管体砲架 1基
20ミリ砲架 6基
搭載艇 LCVP 4艇
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LST-8 (USS LST-8)は、第二次世界大戦中にアメリカ海軍及びイギリス海軍が運用したLST-1級戦車揚陸艦である。

艦歴

LST-8は1942年7月26日にアメリカペンシルバニア州ピッツバーグのドラヴォ・コーポレーションが起工し、10月29日に進水した。しかしアメリカ海軍へは就役せず、1943年3月23日にHM LST-8としてイギリス海軍へ就役した。1943年5月14日にニューヨークから護送船団UGS8Aとともに地中海へ航行した。

第二次世界大戦中はヨーロッパ戦線で活動し、ハスキー作戦アヴァランチ作戦アンツィオの戦いノルマンディー上陸作戦などにイギリス海軍艦艇として参加した。1944年5月4日から6日まで、イギリスヴェール・オブ・グラモーガンのバリーへ入港し、1944年9月にリバプールで改装された。

1946年5月4日にフィリピンスービック湾でイギリス海軍から退役し、1946年6月1日にアメリカ海軍へと返還された。1946年7月3日にアメリカ海軍から除籍され、1947年12月5日にフィリピンへ売却された。

艦長

  • W・デンネ :1943年6月 - 1943年10月10日
  • ロバート・ロバートソン・テイラー :1943年10月10日 - 1944年12月18日
  • レズリー・ベルトラン・メリック :1944年12月18日 - 1945年4月1日
  • ウィリアム・レズリー・セント・ジョージ・ウィン・カウソーン :1945年4月1日 - 1945年9月
  • エドワード・ワインブルーム :1945年9月 - 1946年6月1日

参考文献

関連項目




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