LST-469_(戦車揚陸艦)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > LST-469_(戦車揚陸艦)の意味・解説 

LST-469 (戦車揚陸艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/12 03:37 UTC 版)

LST-469
ルソン島の戦いリンガエン湾に揚陸作業中のLST-469(1945年1月9日)
基本情報
建造所 カイザー造船所バンクーバー
運用者  アメリカ海軍
艦種 LST-1級戦車揚陸艦
艦歴
起工 1942年10月23日
進水 1942年11月27日
就役 1943年3月8日
退役 1946年3月27日
最期 1947年12月13日にスクラップとして売却
除籍 1946年5月1日
要目
排水量 1625トン
その他 従軍星章4個を受章
テンプレートを表示

LST-469 (USS LST-469) は、アメリカ海軍戦車揚陸艦(LST, Landing Ship Tank)。LST-1級戦車揚陸艦の1隻。

艦歴

本艦は第二次世界大戦中の1943年3月に就役後、アジア・太平洋戦線に投入された。

1943年6月15日、GP55船団に加入してシドニーからブリスベンに向かう途中で、日本潜水艦「伊174」の発射した魚雷1発を受けて大破・航行不能に陥ったが、オーストラリア海軍のタグボート「リザーブ」(en)に曳航されてシドニーへ入港できた。この戦闘で乗船者26人が死亡・行方不明、17人が負傷した[1]。シドニーで損傷箇所の修理を受けた。

戦列復帰した本艦は、1944年4月から西部ニューギニア戦域で以下の上陸作戦に参加した[2]

その後、フィリピン反攻戦でも以下の上陸作戦に参加した[2]

終戦後は、1945年10月24日まで引き続き極東地域での占領業務に従事し、同年10月25日から11月2日までは中国方面で行動した[2]。アメリカ合衆国本土に帰還後、1946年3月に現役から外されて5月に海軍から除籍。1947年12月にスクラップとして払い下げされた。

本艦は第二次世界大戦での功績により、従軍星章(en)4個を受けた[2]

脚注

  1. ^ Gill, G. Hermon (1968). Royal Australian Navy 1942–1945. Australia in the War of 1939–1945. Series 2 – Navy. Canberra: Australian War Memorial. p. 261. http://www.awm.gov.au/histories/second_world_war/volume.asp?levelID=67911 
  2. ^ a b c d Dictionary of American Naval Fighting Ships”. Navy Dept., Office of the Chief of Naval Operations, Naval History Division. 2014年10月5日閲覧。

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「LST-469_(戦車揚陸艦)」の関連用語

LST-469_(戦車揚陸艦)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



LST-469_(戦車揚陸艦)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのLST-469 (戦車揚陸艦) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS