LST-11_(戦車揚陸艦)とは? わかりやすく解説

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LST-11 (戦車揚陸艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/14 06:59 UTC 版)

LST-11
基本情報
建造所 ドラヴォ・コーポレーション
運用者  アメリカ海軍
 イギリス海軍
艦級 LST-1級戦車揚陸艦
艦歴
発注 1942年1月23日
起工 1942年8月8日
進水 1942年11月18日
就役 1943年3月23日 (イギリス海軍)
退役 1946年4月13日
除籍 1946年6月5日
最後 1946年5月13日にアメリカ海軍へ返還、除籍売却
要目
排水量 軽荷 :1,651トン
満載 :4,145トン
長さ 100メートル
15メートル
吃水 基準
船首 :0.71メートル
船尾 :2.29メートル
積載
船首 :2.49メートル
船尾 :4.29メートル
速力 11.6ノット
航続距離 9ノットで24,000海里
乗員 士官13名、兵員104名
搭載人員 士官16名、兵員147名
兵装 連装40mm機関砲 2基
単装40mm機関砲 4基
単装20mm機関砲 12基
搭載艇 LCVP 2艇
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LST-11 (USS LST-11)は、第二次世界大戦中にアメリカ海軍及びイギリス海軍が運用したLST-1級戦車揚陸艦である。

艦歴

LST-11は1942年8月8日にアメリカペンシルバニア州ピッツバーグのドラヴォ・コーポレーションが起工し、11月18日に進水した。しかしアメリカ海軍へは就役せず、1943年3月23日にHM LST-11としてイギリス海軍へ就役した。1943年5月14日にニューヨークから護送船団UGS8Aとともに地中海へ向け出発した。

LST-11は第二次世界大戦においてヨーロッパ戦線やアジア太平洋戦線に従事した。参加した戦いには、1944年1月から3月までアンツィオの戦い、6月のノルマンディー上陸作戦などがあり、大戦終結後の1945年9月には日本軍に占領されていたイギリス領マラヤの奪還にも参加している。

1944年5月に船体欠陥修理のためカーディフを訪れた。また6月から8月まで、同じく修理のためテムズ川流域やポーツマスを、9月12日から10月23日まで、船体の改装のため再びカーディフを訪れた。

1946年4月13日にイギリス海軍を退役し、5月13日にアメリカ海軍船籍に戻った。 1946年6月5日にアメリカ海軍を除籍され、1947年12月5日にスクラップのため売却された。

参考文献

関連項目




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