LST-12_(戦車揚陸艦)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > LST-12_(戦車揚陸艦)の意味・解説 

LST-12 (戦車揚陸艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/17 14:38 UTC 版)

LST-12
基本情報
建造所 ドラヴォ・コーポレーション
運用者  アメリカ海軍
 イギリス海軍
級名 LST-1級戦車揚陸艦
艦歴
発注 1942年1月23日
起工 1942年8月16日
進水 1942年12月7日
就役 1943年3月26日
退役 1946年1月5日
(6月5日にアメリカ海軍へ返還)
最後 1947年9月11日に売却
除籍 1947年3月20日
要目
排水量 軽荷 :1,651トン
満載 :4,145トン
長さ 100メートル
15メートル
吃水 基準
船首 :0.71メートル
船尾 :2.29メートル
積載
船首 :2.49メートル
船尾 :4.29メートル
速力 11.6ノット
航続距離 9ノットで24,000海里
乗員 士官7名、兵員104名
搭載人員 士官16名、兵員147名
兵装 12ポンド対空複数管体砲架 1基
20ミリ砲架 6基
搭載艇 LCVP 4艇
テンプレートを表示

LST-12 (USS LST-12)は、第二次世界大戦中にアメリカ海軍及びイギリス海軍が運用したLST-1級戦車揚陸艦である。

艦歴

LST-12は1942年8月16日にアメリカペンシルバニア州ピッツバーグのドラヴォ・コーポレーションが起工し、12月7日に進水した。しかしアメリカ海軍へは就役せず、1943年3月26日にHM LST-12としてイギリス海軍へ就役した。1943年5月14日にニューヨークから護送船団UGS8Aとともに地中海へ向け出発した。

LST-12は第二次世界大戦においてヨーロッパ戦線に従事した。参加した戦いには、ハスキー作戦アヴァランチ作戦があり、1944年8月~9月にかけて行われた南部フランス侵攻へも参加している。LST-12は、イギリス海軍の中で唯一この侵攻に参加したLST-1級戦車揚陸艦である。

1943年11月13日に機雷に接触している。1944年9月から1945年1月まで、イタリア、ユーゴスラビア・ギリシャ間での作戦行動に使用された。1945年8月から10月までアントワープで修理を受け、1946年1月5日に運用停止、6月5日にアメリカ海軍へ返還された。1947年3月20日にアメリカ海軍を除籍され、9月11日にスクラップの為売却された。

参考文献

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「LST-12_(戦車揚陸艦)」の関連用語

LST-12_(戦車揚陸艦)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



LST-12_(戦車揚陸艦)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのLST-12 (戦車揚陸艦) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS