リサ‐パスファインダー【LISAパスファインダー】
LISA パスファインダー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/02 08:44 UTC 版)
LISA パスファインダー | |
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LISA パスファインダーの模型
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所属 | 欧州宇宙機関 (ESA) アメリカ航空宇宙局 (NASA) |
主製造業者 | EADS アストリアム |
公式ページ | [1] |
国際標識番号 | 2015-070A |
カタログ番号 | 41043 |
目的 | 宇宙重力波望遠鏡の技術実証 |
観測対象 | 重力波 |
計画の期間 | 1年 |
打上げ場所 | クールー宇宙センター |
打上げ機 | ヴェガロケット |
打上げ日時 | 2015年12月3日04:04 UTC |
物理的特長 | |
質量 | 1900kg(推進剤なしで1100kg) |
主な推進器 | イオンエンジン(電界放射型) |
軌道要素 | |
軌道 | ラグランジュ点 (L1)リサジュー軌道 |
LISA パスファインダー(別名SMART-2)は、2015年12月3日04:04 UTC[1]にヴェガロケットでリサジュー軌道に打ち上げられた宇宙探査機で、ESAとNASAによって共同開発された。
SMARTとはSmall Missions for Advanced Research in Technology、つまり小型先進技術試験機を意味する。 LISAパスファインダーは宇宙重力波望遠鏡 LISA(Laser Interferometer Space Antenna)の実現に必要な技術を実証する事が目的でNASAとESAが共同開発した重力波検出器が搭載される。LISAの干渉計の長さは500万kmから35cmまで変えられる。
LISA パスファインダーはEADS アストリアムによって英国のスティーブニッジで製造された。慣性誘導装置、干渉計はESAのものとNASAのもので2系統ある。ESAは電界放射型電気推進 (FEEP) を使用し、NASAは「妨害低減システム」と呼ばれる、異なるセンサーとコロイド推進器を組み合わせたものを使用する。
LISA試験機はアストリウムドイツで組み立てられている。
関連項目
- 宇宙重力波望遠鏡
- 重力波天文学
- 重力波 (相対論)
- ビッグバンオブザーバー LISAの後継機
参考文献
- ^ “LISA Pathfinder”. ESA. 2013年12月23日閲覧。
外部リンク
LISA パスファインダー (ESA)
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「イオンエンジン」の記事における「LISA パスファインダー (ESA)」の解説
技術試験衛星。別名SMART-2と呼ばれ欧製FEEPと米製コロイドスラスタを搭載し宇宙重力波望遠鏡の試験を行う予定。2015年12月3日打ち上げ。
※この「LISA パスファインダー (ESA)」の解説は、「イオンエンジン」の解説の一部です。
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固有名詞の分類
欧州宇宙機関の宇宙探査機 |
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