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九条家

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/23 01:48 UTC 版)

九条家(くじょうけ、正字体:九條)は、藤原北家嫡流の一つである公家華族。公家としての家格は摂家[2][1]、華族としての爵位公爵[3]。五摂家筆頭の近衛家と並ぶほどの高い格式を持った家で、やはり摂家の二条家一条家はこの九条家の分家にあたる[4]


  1. ^ 豊臣秀吉の甥豊臣秀勝崇源院の娘。秀吉の息子豊臣秀頼の叔母である崇源院はこの時期徳川秀忠の夫人となっている。また伯母で秀頼の母淀殿は完子を猶子として育て、完子の結婚では嫁入り道具を送っただけでなく屋敷(九条邸)まで建てている[14]
  2. ^ 八条院は猶子であった以仁王と三位局の間の娘である三条姫宮に所領を譲ろうとしていたが、兼実は以仁王が謀反人であることを理由に姫宮を排除して自分の外孫の昇子内親王に継承させようとしていた。つまり、良輔は排除対象である三条姫宮の異父弟にあたることになる(良輔誕生の影響か、最終的に兼実は三条姫宮の一期分を認めざるを得なくなる)。
  1. ^ a b c d e 太田 1934, p. 2081.
  2. ^ 九条(くじょう)の意味”. goo国語辞書. 2019年11月29日閲覧。
  3. ^ 小田部雄次 2006, p. 57.
  4. ^ a b c d e f g h i 日本大百科全書(ニッポニカ)『九条家』 - コトバンク
  5. ^ a b c 世界大百科事典 第2版『九条家』 - コトバンク
  6. ^ a b c 宮崎康充 2009, p. 4.
  7. ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典『九条家』 - コトバンク
  8. ^ 奥富敬之「相模三浦一族の滅亡」『基礎科学論集 : 教養課程紀要』第10巻、1992年、19-20頁、doi:10.18924/00000188 
  9. ^ 三田武繁「摂関家九条家の確立」(初出:『北大史学』第40号(北海道大学、2000年(平成12年))/所収:三田『鎌倉幕府体制成立史の研究』(吉川弘文館、2007年(平成19年)) ISBN 978-4-642-02870-7 補論1) P2007年、P86-89
  10. ^ a b c 三田武繁 2019, p. 5.
  11. ^ 三田武繁 2019, p. 1-5.
  12. ^ 橋本政宣 2010, p. 44.
  13. ^ 五十嵐公一 2012, p. 8-14.
  14. ^ 五十嵐公一 2012, p. 28-31.
  15. ^ 五十嵐公一 2012, p. 15,26-32.
  16. ^ 五十嵐公一 2012, p. 38-41.
  17. ^ 五十嵐公一 2012, p. 44-49.
  18. ^ 五十嵐公一 2012, p. 210-214.
  19. ^ a b 長坂良宏 2007, p. 1-6.
  20. ^ 橋本政宣 2010, p. 44-45.
  21. ^ 小田部雄次 2006, p. 354/359.
  22. ^ 小田部雄次 2006, p. 345.
  23. ^ 千田稔『華族総覧』講談社現代新書、2009年7月、246-247頁。ISBN 978-4-06-288001-5 
  24. ^ 太田 1934, p. 2083.
  25. ^ 五十嵐公一 2012, p. 30-31.
  26. ^ a b 藤田勝也 2014, p. 799.
  27. ^ 五十嵐公一 2012, p. 102-104.
  28. ^ a b c 藤田勝也 2014, p. 800.
  29. ^ 小田部雄次 2006, p. 62.
  30. ^ 樋口健太郎「八条院領の伝領と八条良輔」(初出:『年報中世史研究』40号(2015年)/所収:樋口『中世王権の形成と摂関家』(吉川弘文館、2018年) ISBN 978-4-642-02948-3
  31. ^ 太田 1934b.


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